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非常事態は“戦う男”ブルース・ウィリスに任せろ――「ホステージ」
ホステージ
Amazon.comで2001年のベストスリラー賞に輝いたロバート・クレイスのベストセラー小説にブルース・ウィリスが惚れこみ、製作・主演を果たしたサスペンス・アクション。フランス映画「スズメバチ」の新鋭フローラン=エミリオ・シリがメガホンをとり、ハリウッド進出を飾っている。
ジェフ・タリーはロス市警のスゴ腕交渉人だった。ところが、母子を人質にとった1年前のたてこもり事件で失敗し、2人を死なせてしまったことから、心に深い傷を負う。それから1年後、今は小さな田舎町の警察署長となっていた。今まで凶悪犯罪のない平和な町。ところが、そんなある日、小高い丘の上に建つ豪邸で人質事件が発生する。会計士ウォルター・スミスの豪邸に3人組の若者が押し入ったのだ。完璧な防犯設備を備えた豪邸は、難攻不落の要塞と化してしまう。その直後、あろうことかタリーの妻子が謎の犯罪組織に拉致されてしまう。周囲に事情を明かすことができないタリーは、同時進行する2つの人質事件解決にひとり乗り出すが……。
「シックス・センス」「シン・シティ」「ティアーズ・オブ・ザ・サン」のブルース・ウィリスが、交渉人時代の知識と経験をフル活用させ、2つの重圧に立ち向かうタリーを熱演。交渉人として豪邸で人質となっている少年を救出するのか? ひとりの父親として妻子を助けるのか? 彼の大出世作「ダイ・ハード」級の活躍をみせます。ちなみに娘役で登場するルーマー・ウィリスは、ブルースの実の娘さん(どちらかというと元妻デミ・ムーア似?)。
立てこもり強盗3人組それぞれのキャラクターも見どころ。町のチンピラでグループのリーダーである兄デニスは、交渉に応じる気配もちらほら。兄を慕って事件に巻き込まれた気の弱い弟ケヴィンは、計画の中止を度々訴える。デニスの相棒マースは異常犯罪者で、その本性をじわりじわりとあらわにしていく。遊び半分のつもりが思わぬ大事件へと発展し、収拾不可能な事態にパニックに陥り、行動がエスカレートしていく人間の心理が緻密に描かれています。
パニック・ルームまで備えた完璧なセキュリティ・システムの豪邸なのに、若者たちがいとも簡単に侵入できるのはなぜ? とツッコミみどころも多々ありますが、50歳になってもまだまだ現役、ブルース・ウィリスのガンバリに勇気をもらい、ゴロゴロと展開していく緊張感たっぷりのストーリーは最後まで飽きさせません。「ダイ・ハード」「パニック・ルーム」「交渉人」の美味しいところを詰め込んだ、サービス精神てんこ盛りのハリウッド娯楽作です。
特典は8種類の未公開シーンやメイキング、監督インタビューなどを収録。初回限定特典としてUSA版ジャケットアウターケース付き。
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