レビュー
RDシリーズのデジタル放送対応スタンダード「RD-XD91」を試す(4/4 ページ)
録画機能という点では、「カンタロウ」で先に搭載された「マジックチャプター分割」と「本編自動チャプター分割」機能も搭載された。注目は後者で、アナログ放送の録画に限定されるものの、音声信号の切替や映像の切替を検知して、番組の本編とCMの境目と思われる部分にチャプターを自動設定してくれる。CM部分はチャプター名が「CM」になるのもユニークだ。もちろん、完全に本編とCMを区別できるものではないが、試用してみた限り精度は高い。CMをカットしてダビング、あるいは再生時のCM飛ばし再生など、結構便利に使える機能だろう。なおこれらの機能はフラッグシップとなる「RD-X6」には搭載されていない。
統合された操作性が魅力のデジタル放送対応のDVDレコーダー
まとめの前に画質面に触れておくと、TS録画に関しては競合製品がそうであるように、放送波を直接視聴した場合と区別が付かない。MPEG-2録画の傾向は従来のRDを継承しており、どちらかといえば“こってり”とした感じの発色だが、基本的にはニュートラル。地上デジタル放送の番組をTSとMPEG-2で録画して比較してみたが、少なくとも発色に関してとくに違和感は感じなかった。
地上波アナログ放送は、ゴーストリダクションチューナーを搭載していない点が気になるものの、地上波アナログ放送の録画を重視する人が購入するモデルではないだろう。関連する機能としてHDMI出力もあるが、試用環境のビクター「LT26-LC60」と接続しても動作に不安定感は一切なし。映像とGUIの切替時にブランク表示が発生するようなこともなかった。映像を見る限り、D端子接続に対して大きなアドバンテージは感じなかったが、静止画として凝視するとHDMI接続の方がノイズ感が少なく、エッジ表現もスムーズな印象だ。
競合製品が続々と登場する中、本製品の魅力を挙げるとすれば、やはりデジタル放送とアナログ放送のGUIがきっちり統合されている点だろう。「TS」「VR」といった一般的には分かりにくい用語を多用してしまうあたりは“良くも悪くもRDシリーズ”なのだが、この程度なら一度理解すれば済むレベル。なにより。番組表から録画予約、録画済み番組の扱いまでが一元化され、操作に違和感を感じないのが大きな魅力だ。また、競合製品にはない魅力としてスカパー!連動機能があり、デジタル放送のTS録画とスカパー!の録画を両立できる。意外とこの使い方をする人も多いのではないだろうか?
今回は新GUIなどを中心に触れた。編集機能、ダビング機能などについては「RD-X6」との共通点も多いため、そちらのレビューで触れさせて頂くことにする。RD-X6のレビューも近日中に掲載予定だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
6
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
7
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
8
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
9
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR