レビュー
タッチパネル+高感度で使いやすい本格派――サイバーショット「DSC-N1」(1/5 ページ)
ソニーから登場した「サイバーショット DSC-N1」は、新しいインタフェースを採用したデジタルカメラだ。そのインタフェースは、液晶モニターにタッチパネルを採用して、液晶に触れることで操作を行うというもの。PDAや一部のノートPC、デジタルビデオカメラなどで実現していたものを、デジカメにも投入し、より直感的な操作を可能にしている。
それ以外にも、最近のソニー製デジカメで強調されている高感度撮影にも強く、新しいタッチパネルのインタフェースとともになかなか面白い製品に仕上がっている。
最小限のボタンだけのシンプルな外観
DSC-N1の目玉であるタッチパネル液晶については後述するとして、まずは外観からチェックしてみよう。
本体デザインは、四隅の角を丸くしたフラットなもの。全体としてほとんど凹凸のないデザインは、ポケットにもバッグにも収まりがよく、取り出しやすい。本体サイズは約96.7(幅)×61.1(高さ)×22.7(奥行き)ミリ、約151グラム(本体のみ)で、薄型のDSC-T9あたりと比べると一回りぐらい大きい感じ。角の丸みも含めて、多少ずんぐりとした印象がある。
デザインとしては本体表面のヘアライン加工、レンズ外周のパネル、背面のブラックパネルなど、仕上がりはなかなかよく、高級感がある。奇抜なデザインではないが、丸みのあるデザインのため、多少好みの分かれるところかもしれない。
背面には3.0インチと、デジカメでは最大クラスの液晶を搭載。解像度も230×400ピクセルと高精細で、ハイブリッド型のクリアフォト液晶プラスは、明るく屋外でもそれなりに見やすい。視野角も十分だ。公称では色再現性が従来比で約1.6倍、コントラスト比も同約1.6倍に向上しているという。DSC-T9などの2.5インチ液晶と画素数が変わらない点は少し残念だが、大型の液晶モニターはとにかく見やすい。
液晶モニターが大きく、背面のほとんど全体を占めているため、背面のデザインも非常にシンプルだ。背面右側上部に小型のズームレバー、右脇にモードレバー、その下にはオンスクリーンキーボタン、画面表示オン/オフボタンが並ぶ。ほかにスイッチ類は、本体上部の電源ボタンとシャッターボタンだけと、操作系は見事に割り切られている。
デジカメ液晶の大型化は著しいが、それにともなって本体サイズも大きくなってしまっては意味がない。結局、液晶が大きくなればなるほどボタンは小さく、少なくせざるを得ず、操作性とのトレードオフが問題視されるようになっている。
それを解消しようというのがタッチパネルの採用だ。液晶が大きくなるのなら、その部分で操作をしてしまおうという逆転の発想だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR