デザインも1つの機能――三菱の冷蔵庫“プレミアム化”戦略(1/2 ページ)
三菱電機は1月12日、報道関係者向けに「プレミアムキッチン家電」の体験イベントを開催し、昨年末に発表した新型冷蔵庫「Aシリーズ」などを披露した。Aシリーズは、“洋風の木目調”といえる「ナチュラルウッド」をカラーバリエーションにくわえた珍しい冷蔵庫。ここから同社のデザイン戦略が垣間見えてきた。
三菱電機は、LEDの光で野菜の光合成を促進させる「光パワー野菜室」や透明な氷を作る「鉛クリーン光清氷」といった新機能を積極的に取り入れ、付加価値の高い“プレミアム家電”を推し進めてきた。とくに昨年は、500リットル以上の容量を持つ「Wclass」を投入。当初計画の3倍以上を販売するヒット商品になるなど堅調に推移した。「400リットル以上の冷蔵庫は軒並み2桁成長。大型冷蔵庫の市場シェアは20%になった」(同社家電事業部の田代正登事業部長)。
ただし、同社の大型冷蔵庫が人気を集めた理由は、容量や使い勝手だけではない。Wclassのユーザーアンケート結果では“購入の決め手”となった理由の第1位は「デザイン」だったという。「この結果は、デザイン自体が“機能”であるということを示している」。
設置する空間から逆算してデザイン
新製品のAシリーズは、上位モデルのコンセプトを引き継ぎながら、さらにデザイン面を重視したモデルだ。たとえば、庫内容量407リットルの「MR-A41J」はドアをすべてセンター開きにして「5ドアながら2ドアに見える」外観を手に入れた。また、Wclassでは扉に配置されていた操作パネルやメーカーロゴを庫内に移してシンプル化。フロントパネルは印刷鋼板製で、指紋などがめだたない“つや消しシルバー”の「チタニウムステンレス」「シャンパンシルバー」などをラインアップした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
6
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
7
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
8
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
9
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR