いよいよホームシアター市場へ?――キヤノン、LCOSプロジェクター新製品(2/2 ページ)

データ向けに軸足を置きつつ、シアター市場にも色目?

 もともとデータ向けとしてスタートしている同社のLCOSプロジェクターだが、LifeStyle読者としては、新提案となる高コントラストタイプの「SX60」に注目したいところだ。

 「SX60」の輝度はSX50と同じ2500ルーメンだが、新開発の専用シネマフィルターを搭載。これを使ったホームシアターモードでは2000:1の高コントラストを可能にした。同社ではデジタル一眼レフカメラの写真画像やデジタル放送のハイビジョン映像に対応した“フォトプロジェクター”という位置づけで展開する方針だが、映画鑑賞をメインとしたホームシアター用途にも十分対応できる実力を持つ。

 現在、LCOSデバイスを使ったシアター向けプロジェクターでは、SXRDを搭載したソニーのフルHD対応機「VPL-VW100」が136万5000円という高額商品にもかかわらずヒット製品となっている。そのほかLCOS機では、D-ILAを使った日本ビクターの「DLA-HD11K/11KL/12K/12KL」もあるが、約170万~236万円とさらに高額となる。

 フルHD対応ではないものD-ILA搭載で69万8000円の「SX60」は、透過型液晶やDLP製品では満足できないシアター愛好家にとって、“すこし頑張れば手に届くLCOS機”として注目を集めそうだ。

photo 発表会場では、SX60を使ったハイビジョン映像の再生デモも行われていた
photo

 一方、データ向け用途をメインとした高輝度タイプ「SX6」は、3500ルーメンの明るさを確保しながら、より忠実な色再現を行うAdobe RGB用フィルターを搭載。sRGBも100%カバーするなど高度な色再現性で画質にこだわったモデルとなっている。コントラストはSX50と同じ1000:1。

透過型液晶のXGAモデル「LV-7255」「LV-7250」

「LV-7255」(左)「LV-7250」(右)
印刷する
SNSでシェア
SpecialPR

この記事の著者

関連記事

こんなメディアも見られています

ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

メールマガジンを配信中
メールマガジンを配信中

国内外の業界動向、AIやクラウドなどの最新技術、キャリア情報など今知りたい情報をまとめてお届けします。

いますぐご登録

本日の新着記事

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ITmedia NEWS SNS

X @itmedia_newsをフォロー

インフォメーション

ITmediaNEWSをフォロー

あなたにおすすめの記事PR