レビュー
マニュアル撮影もできるお買い得6倍ズーム機――「PowerShot A700」(2/4 ページ)
シャッターボタンを半押しすれば、絞りとシャッター速度が液晶画面に表示されるので、どのくらいのシャッター速度ならブレないかを自分なりに把握しておくことも大切だ。低速になりすぎる場合は、ISO感度を上げて対処したい。
感度の切り替えは、最近のIXY DIGITALシリーズのような専用ボタンによる操作ではなく、十字ボタンの中央を押しFUNC.メニューを呼び出してから選択する。ダイレクト変更はできないが、FUNC.メニューの中でも感度はいちばん上に表示されるので、特にアクセス性は悪くはない。
選択できる感度は、オート/高感度オート/ISO80/100/200/400/800の7段階だ。画質優先の場合は最高でISO200まで自動アップする「オート」を、ブレ防止を優先するならISO800までアップする「高感度オート」を利用するといい。ISO800では、それなりにノイジーにはなるが、ブレるよりはよっぽどいい。
絞りやシャッター速度を設定できる
設定できる機能は比較的多く揃っている。特に目新しいものはないが、ちょっと凝った撮影を楽しむには十分な内容といっていい。
上部のモードダイヤルでは、フルオートのほか、プログラムAE、シャッター優先AE、絞り優先AE、マニュアル露出、ポートレート、風景、夜景、スペシャルシーン、スティッチアシスト、動画の計11モードを選択でき、スペシャルシーンでは、さらにナイトスナップやパーティ/室内、キッズ&ペットなど9モードを選べる。
絞りやシャッター速度は、背面十字ボタンの左右を押して、それぞれ1/3ステップで調整できる。露出補正については、専用ボタンを押してから、やはり十字ボタンの左右でダイレクトに設定可能だ。
AFは、測距点が9点から自動的に選ばれるAiAF、測距点を任意の位置に動かせるアクティブAF、中央1点測距AFの3タイプから選べる。そのほか、最短1センチのマクロモードやマニュアルフォーカス、AF補助光にも対応する。
昨秋に発売した光学4倍ズームの710万画素機「PowerShot A620」に比べた場合、液晶は2インチから2.5インチに大型化したが、その代わりにバリアングル液晶ではなくなった。個人的には、このバリアングル非対応がいちばん残念な部分だ。ただしPowerShot A700は、PowerShot A620の後継機ではない。なくなったというよりも、製品のラインアップが増えたと考えるのが正しい。
絞り優先AEやシャッター優先AEモード時に働くセーフティシフト機能や、各種の設定を登録できるカスタムモードも、PowerShot A700では省かれている。個人的には重宝していた機能なので、これも少々さびしい。
大型化した液晶は、「IXY DIGITAL 800 IS」や「IXY DIGITAL 70」の2.5インチ液晶に比べると、液晶の画素数が低い分、表示はやや粗い。とはいえ、見えにくいというほどではなく、価格を考えれば許容範囲だろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
4
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
5
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
6
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
7
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
8
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
9
「若手はAI使うな」は“老害”なのか? 新人教育で「AI禁止」した企業の1年後
-
10
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR