っぽいかもしれない
未来を感じさせる技術が面白い――NHK技研公開(2/4 ページ)
シリコンマイク
これもどんどん進歩してるデバイスだ。このマイクは、心臓部が2ミリ×2ミリ、全体でも4.4ミリ×4.4ミリというサイズで、シリコンの単結晶から作られている。
シリコンの単結晶というと半導体の話だと思うのだけど、ここではそうではない。実はシリコン単結晶は鋼鉄の15倍の引っぱり強度を持つという特性があるのだ。これはマイクのダイアフラムとしてもってこいの素材である。これを使うことで、超小型で高性能のマイクが作れることがわかったのだ。
シリコンの単結晶だから、ウェハ上で一度にたくさん製造するというLSI作成の技がそのまま使えることになる。マイク内蔵のICチップなんてのも考えられるわけだ。
今年の展示では、「シリコンだから水に強いし熱に強いし薬品にも強い、今までのマイクが近づけなかったところでも使えます」ということをアピールしていた。
いまのところ、シリコンマイクは(放送局用の)48ボルト駆動と、12ボルト駆動のものとがある。携帯電話のバッテリで動かせるようになるのはまだちょっと先だそうだ。
視聴者には見えないテロップ
上は生の写真、下はそれをカメラで撮って映したモニタ画面。恐竜の映像が変わっちゃったんでわかりにくくなってしまって、申し訳ないんだけど、後ろのスクリーンのテロップが下では映っていないというのがポイント。テレビに映らないテロップなのだ。
原理を聞いてしまうと簡単で、このテロップはフィールド間のカメラのシャッターが閉じている瞬間にしか表示されていないのだ。離れて見ているぶんにはチラチラして見えない。出演者へのカンニングペーパーやディレクターからの指示などを表示するのに使用する。
このスタジオにはもうひとつしかけがある。説明者の前にあるテーブル状のパネルには赤外線LEDがしこまれていて、四隅がすぐにわかるようになっているのだ。撮影するテレビカメラとレンズの間には赤外線カメラのユニットを取り付けてあり、カメラの位置がどう動いてアングルが変わっても、テーブルの位置が瞬時にわかる。この上にCG画像をのせれば、カメラが動くとCG画像の向きも一緒に変わるなんていうのがリアルタイム(生放送)でできるというわけ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
6
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
7
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR