っぽいかもしれない
レスキューロボット「Hibiscus」を操縦してきました(1/2 ページ)
千葉工業大学の未来ロボット技術研究センター(fuRo)の新しいレスキューロボット「Hibiscus(ハイビスカス)」の発表会にいって来た。速報は既に掲載されているので、こちらではもうすこし詳しい話を動画とともに紹介しよう。それに、ちょっと操縦もさせてもらったのだ。
Robocupの大会には、サッカーだけではなくて、レスキューの競技もある。その中でも実機リーグは、人工的に作った瓦礫の山のなかに埋もれた被害者(の人形)をロボットで探し出すというものだ。これは実際の現場でもそうなるのだが、実際に助け出すのは人間のレスキュー隊員だ。ロボットに求められるのは、まだ生存している被害者がどこにいて、そこにたどり着くのにどのルートを通れば安全かという情報を集めてくることだ。
このロボカップレスキュー実機リーグで、2004年2005年と世界大会2連覇を果たしたのが桐蔭横浜大学のチームペリカンだ。そして、そのチームを率いていたのが小柳栄次教授と吉田智章先生である。この二人がこの春からfuRoに所属をうつし、千葉工業大学の学生と新たに作ったのがHibiscusというわけだ。なお、二人は桐蔭横浜大学でも引き続き講義を担当し、Robocupにも出場する。
このような経緯なので、デモンストレーションは旧機種――コードネームで「03(ゼロスリー)」と呼ばれていた。ちなみにHibiscusは「08」)――との比較の形で行われた。ディフェンディングチャンピオンを自分で敗りに行ったのである。
どちらも、ボディーにメインのクローラー*1があり、前後に2本ずつのフリップアームと呼ばれる「腕」のクローラーがあるという形をしている。でもその形が違う。Hibiscusのメインクローラーはほとんどボディ全体を覆う。
このため、ボディーの下に岩などが入り込んでスタックしてしまうということが起きない。また、03のフリップアームは先が細くなっていた。これは「何となくこの形状がいいんじゃないか」で作ったのだそうだけど、実際に使ってみると、その細い先が潜り込んで動けなくなるということが発生しやすかったんだそうだ。そこで、Hibiscusのフリップアームは先の方がむしろ大きくなっている。
*1いわゆるキャタピラのこと。キャタピラというのは米国Caterpillar社の登録商標なので、一般名詞としてクローラーと呼ぶのだ
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
3
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
4
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
7
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
-
8
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
9
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
10
OpenAI、最先端AI開発の減速を検討か アルトマンCEOが社員に説明と米報道
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR