Samsung、PRAMのワーキングプロトタイプを開発
韓国Samsung Electronicsは9月11日、次世代不揮発性メモリ「PRAM(Phase-change Random Access Memory:相変化メモリ)」の初のワーキングプロトタイプを完成させたと発表した。
同社は512メガビットのPRAMをソウルで開催の年次カンファレンスで披露した。
PRAMの大きな利点は処理速度にあり、先に蓄積されたデータを消さなくてもデータを書き換えられるため、従来のフラッシュメモリより30倍高速だとSamsungは述べている。また耐久性にも優れ、寿命はフラッシュメモリの10倍以上という。
同社は発表文の中で、PRAMは2008年に提供開始され、NOR型フラッシュメモリに代わるメインメモリになるだろうとしている。SamsungのPRAMはセルサイズがNOR型フラッシュの半分で、製造プロセスのステップ数は20%少ない。
PRAMは将来、マルチ機能携帯電話などのモバイル機器で多く使われるだろうと同社は述べている。
またSamsungはこの日、HDDとフラッシュメモリを組み合わせたハイブリッドドライブ向けの新しいシステム・オン・チップ(SoC)も発表した。このSoCはハイブリッドドライブで最大4Gバイトのフラッシュメモリをデータバッファとしてサポートし、11月に量産開始の予定。
40ナノメートルプロセスを採用した32ギガビットNAND型フラッシュメモリチップの開発も発表された。このフラッシュメモリチップを使ったメモリカードは、最大で64Gバイトの容量になる。DVDレベルの映像なら64時間分、MP3ファイルなら1340時間分を格納できるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
6
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
7
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR