新作DVD情報

元祖アメコミ・ヒーローが帰還――「スーパーマン リターンズ」

スーパーマン リターンズ 特別版

 クリストファー・リーヴ主演の映画シリーズから19年、待ちに待ったアメコミ・ヒーローが復活!「スーパーマン リターンズ」が12月22日にDVDリリースされる。

 本作は通常版(2980円)と2枚組の特別版(3980円)の2バージョンを用意。特典ディスクはメイキング、未公開シーンなどが197分と充実。

 また、クリストファー・リーヴ主演の旧シリーズ4作+初収録ドキュメンタリーをセットにした11枚組BOX「スーパーマン アルティメット・コレクターズ・エディション」のほか、「スーパーガール」「Lois&Clark/新スーパーマン セカンドシーズン DVD コレクターズ・ボックス1」「SMALLVILLE/ヤング・スーパーマン〈セカンド・シーズン〉 DVDコレクターズ・ボックス」などの関連作が同時リリースされる。

 当初、「チャーリーズ・エンジェル」のマックG監督が手掛けていたが、スタジオと対立して降板。ブライアン・シンガー監督に出番が回ってきた。彼は「X-MEN:ファイナル ディシジョン」の監督を蹴ってまで、この仕事を引き受けたのだ。

 ストーリーは「スーパーマンII 冒険編」から5年後が舞台。自分の居場所を求めて宇宙を旅していたスーパーマン。だが、今や故郷のクリプトン星は廃墟と化し、自分の戻るところは地球しかないと悟った彼は5年ぶりに戻ってくる。

 クラーク・ケントとしてデイリー・プラネット社に復帰するが、彼が留守の間に犯罪は急増。悪の権化レックス・ルーサーも刑務所から出所し、クリプトン星のクリスタルを悪用して、新大陸を作り出そうと画策していた。さらに最愛の人、ロイス・レインは1児の母となり、しかも婚約者までいて……。

 1978年のリチャード・ドナー監督作「スーパーマン」を愛してやまないというブライアン監督だけに、オープニングはドナー版を踏襲し、ジョン・ウィリアムズのテーマ曲も再現。これだけで懐かしさとワクワク感がこみあげ、旧作ファンにとっては嬉しい限り。また当時の映像と音声を使用して、スーパーマンの父親ジョー=エル役に故マーロン・ブランドを再登場させるなど、随所にこだわりをみている。

 キャスティングも素晴らしい。主演に抜擢された新鋭ブランドン・ラウスは、肉体はマッチョにして、爽やかさと素朴さを持ち合わせ、もちろんハンサム。惜しくも2004年に亡くなってしまったクリストファー・リーヴの面影を感じさせ、まさにスーパーマンを演じるために生まれてきたような好青年だ。

 宿敵レックス・ルーサー役のケビン・スペイシーも圧巻。監督とは「ユージュアル・サスペクツ」で1度組んでいるが、極悪非道でありながら、どこかお茶目で憎めないスキンヘッドの悪役を嬉々として演じている。彼と「ビヨンドtheシー/夢見るように歌えば」で共演したケイト・ボスワースが恋人ロイス役で登場。

 思わず「お帰り」と叫びたくなるほどオマージュ満載だが、スーパーマンが空を飛ぶシーンやアメリカ沈没の危機などCGシーンもパワーアップしているで、旧作を知らなくても十分楽しめるスーパーエンターテイメントだ。

関連サイト:http://www.whv.jp/database/database.cgi?cmd=dp&num=5230(作品紹介)

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