Adobe、文書管理のセキュリティを強化する新製品をリリース
米Adobe Systemsは11月15日、従来のPDFだけでなく、Microsoft Word、Excel、CADフォーマットの1つであるCATIA V5の文書のポリシー管理を可能にする「Adobe LiveCycle Policy Server 7.2」と、PDF、Word、Excel文書をファイアウォール内外で管理、保護するサービス「Adobe Document Center」を発表した。
Adobe LiveCycle Policy Server 7.2は、ポリシーで許可されたユーザーのみが文書を閲覧できる、アクセスコントロールを提供する。ユーザーに閲覧許可を与えたり、文書を閲覧したユーザーの追跡、管理が可能だ。従来はPDFしかカバーしなかったが、7.2ではOffice文書とCADデータに対応するようになった。
Adobe Document Centerは、ユーザーがWeb経由でPDF、Office文書を共有し、文書の使用度合いを追跡可能なサービス。ファイアウォールの内外で、配布される文書へのアクセス権を制限し、閲覧や書き込み、印刷を管理することができる。文書の作成者が閲覧者を制限している場合、Adobe Document Centerから発行されたAdobe IDを持った人だけが文書にアクセスできる。
例えばAcrobatでPDF文書を作成、1回クリックすればAdobe Document Centerへアクセスでき、Acrobat上で文書のセキュリティ設定が実行できる。WordとExcelの場合は、プラグインをインストールすれば、文書上で同様に直接設定できる。また、文書をPDFフォーマットに変換し、Adobe Document Centerから直接セキュリティ設定が行えるサービスも2007年始めに導入される見通しだ。
Adobe LiveCycle Policy Server 7.2は即日発売で、1ユーザー当たり100ドルから。Adobe Document Centerは年末までは無料で試用でき、年明け以降は1ユーザー当たり月額19.99ドル、年額199ドル(これは発売後半年間の特別価格。その後の価格については後日発表するとしている)。英語以外の言語版については、2007年中の発売を計画しているという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
2
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
3
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
4
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
5
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
6
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
7
Apple、「iPad mini」を大幅刷新 8.5インチOLEDとA20 Pro搭載、防水にも対応 11万9800円から
-
8
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
9
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
10
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR