最新デジカメレビュー
感度100倍のお手軽デジカメ――オリンパス「FE-250」(2/3 ページ)
高感度の画質をチェックしてみる
さて、肝心の高感度についてである。ISO感度は、AUTO撮影モードの場合に背面のFUNCボタンを押して設定画面を呼び出す。選べる感度は、明るさに応じてISO64~400の範囲で自動的に感度が調整される「AUTO」のほか「ISO64/100/200/400/800/1600/3200/6400/10000」の9段階。このうちフル画素である800万画素モードで利用できるのはISO3200までで、ISO6400や10000を選んだ場合には約300万画素相当のモードに自動変更される。画素を加算することで高感度を実現しているためだ。
以下の作例は、同一条件で感度のみを変更しながら撮ったもの。ざらざらとした暗部ノイズに関しては、ISO64から100、200、400とアップするごとに増え、ざらつきはISO800で最大になる。さらに上のISO1600ではノイズリダクションが強く働くため、ISO800よりも逆に低ノイズになる。その反面、解像感や発色性がやや損なわれる。
ISO6400と10000の画質については、小さいサイズでの表示や印刷なら、何とか許せるレベルといったところ。私としては、どんなに暗い場所でもこのISO6400や10000で人物の記念写真を撮るのは避けたいと思う。撮った相手に写真を渡してもあまり喜ばれない気がする。ストロボを使うか、光源を見つけるなど何らかの工夫で明るさを高めたほうがいい。最高感度は、ストロボが使えない場所でのメモ用途限定だ。
むしろ最高感度よりも注目したいのは、ISO800~3200程度の画質のよさである。以下の4枚は、同じ条件で最新デジカメ4台のISO1600を撮り比べたもの。同じオリンパスの上位シリーズの製品に比較すると、ノイズの少なさや色のバランスではFE-250が最も見栄えがいい。高感度画質に定評のある富士フイルムの最新機と比べても、発色傾向やシャープネスの違いは別として、低ノイズに関しては負けていない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
4
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
5
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR