今日から始めるデジカメ撮影術
第70回 フットサルとサッカーの関係(1/4 ページ)
春になってJリーグもプロ野球も始まり、何かとスポーツ観戦の季節。というとわざとらしいけど、今まで何度か取り上げたスポーツの撮影術は「身近な人が行う身近なスポーツを間近で撮る」というコンセプトだった。自分の子供が野球してる姿を撮る、自分で参加しながら合間にその様子を撮る、という感じ。
でもこのジャンルで忘れてならないのは「観戦撮影」だ。体育館にバスケットボールやバレーボール、フットサルの大会を観にいって撮る。屋外の競技場に野球やサッカーの試合を観にいって撮る。そういうケースの方が意外に多いもの。観戦がメインだけど、せっかくだから撮影して帰りたいと思う人も多かろう。
そこで今回は撮影許可を取り、体育館のフットサル大会と、屋外でのサッカーリーグの試合を撮影してみた。
体育館での撮影は難しいのでたくさん撮るべし
まずは体育館編だ。今回は各地域のフットサルチャンピオンチームが全国優勝を争う「第7回 FUTSAL 地域チャンピオンズリーグ」の準決勝を。
一番重要なのは「撮影禁止の競技会では撮らない」こと。女子のシンクロナイズドスイミング大会では原則撮影禁止(親御さんなら許可を得てOKとか)ということもあるし、撮影に際して細かな制限事項のある大会もある。
2番目は「フラッシュを焚かない」こと。体育館は外に比べると暗いので、オートで撮ると勝手にフラッシュが焚かれることが多い。でも「フラッシュの光はぜったいにフィールド(選手が競技しているエリア)まで届かない」ので無駄だ。その上「フラッシュの光は選手の邪魔」なのだ。普通に考えて、フラッシュの光が目に入ったらいやなもの。選手の邪魔になることをすべきではない。
3番目は「体育館のような明るいとはいえない室内でコンパクトデジカメを使ってスポーツを撮るのは非常に難しい」ということ。
体育館でのスポーツは撮影条件としてはかなり悪い。
1)暗いのでシャッタースピードが遅くなる
2)シャッタースピードがある程度速くないと選手がブレてしまってちゃんと写らない
という二律背反した状況で撮らねばならないからだ。
一番簡単なのは「止まってる状態の選手を撮る」。好きな選手の姿や顔を撮れればいい、という人はそれでOKなので、手ブレとピントに気をつけてしっかり撮るべし。だが、ダイナミックなプレイを撮りたいときはそれでは済まない。
そういうときは「感度を上げる」のが一番いい。
ただ、あまり感度を上げると画質が極端に落ちる。大雑把にいって、4~5年前のデジカメならISO200が、2年前のデジカメならISO400が、最新のデジカメでもISO800が上げる限度だろう。
次に注意すべきはピント。選手の動きが激しいスポーツだと、決定的瞬間は突然やってきて突然消え去るもの。「あっ」と思ってからシャッターを押していては遅いのだ。無理にぐいっと押すとピントがちゃんと合わないうちに撮れてしまい、こんな写真になる。
あっ、と思って慌てて撮ったら間に合わなかった上にピンボケ。ボケてるくらいならブレてる方がずっとましである。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
3
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
4
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
-
9
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
10
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR