「ねこ鍋」「ふちゃぎ」――ニコ動で“拾われ猫”がアイドルに(1/2 ページ)
「ネーミングセンスのない家族によって、このかわいい子たちが『大腸』『小腸』『十二指腸』『盲腸』と名づけられそうな危機です。ステキな名前を募集しています」
4匹の子猫の名前を募集するこんな動画が、7月に「ニコニコ動画」に投稿された。500以上も集まったというアイデアから選んだのは「まんず」「ニコ坊」「ニャンゴロー」「ましゅまろ大仏」。この4匹はのちに「ねこ鍋」のアイドルとして、ネット中を魅了する。
ニコ動、猫たちの“名前の危機”救う
「赤ちゃんの名づけサイトなどをまわったりしたのですが、なかなか決まらなくて。家族全員が納得するもの、というのがなかなか出なかったんです」――東北地方に住むエレファントさん(ハンドルネーム)は今年6月、河原で拾ってきた4匹の子猫の名付けに悩んでいた。
「『大腸』『小腸』『十二指腸』『盲腸』がいいと主張する家族の1人の意見にみんなが傾きはじめて。『大』『小』『十』『盲』と呼ばれるだろうからいいんじゃない? と。でも動物病院に連れて行ったときなど、名前欄にそんなの書きたくないですから……」
そんな“危機”に直面してふと思い出したのが、以前教えてもらったニコニコ動画だ。「せっかくのコメント機能と、ユーザーの皆さんのネーミングセンスをお借りしようと思い立ちました」
4匹を撮影し、名前案を募った動画「子猫の名前を大募集。」を7月1日にニコニコ動画にアップ。数日で万単位のアクセスがあり「かわいい」「萌える」などとコメントが殺到。「ミミ」「マイケル」「にゃとらん」「みくたん」「バルサミコス」「ぬるぽ」「濱口」――名前のアイデアも大量に集まった。「即却下するようなものも合わせると、全部で500以上あったと思います」
「みなさんから募った名前ですから、1度決めたら文句はなしという約束で」2~3日かけて家族会議で議論。「まんず」「ニコ坊」「ニャンゴロー」「ましゅまろ大仏」をセレクトして「子猫の名前、決まりました。」という動画で発表した。
まんずは「われわれが東北人のなので(発音が)しっくりきた」から、「ニコ坊」は「最初真っ先に却下でしたが、口に出してみるとニコボでかわいい」。ニャンゴローは「泣き声が似ていた」から、ましゅまろ大仏は「祖母がじょっぱった(強情を張った)」から。こんな選定理由も、動画に付いた「名付けた理由を教えて」というコメントを見て公開した。
「ユーザーの方にはあたたかい目で成長を見守って頂いて」――名前募集がきっかけでエレファントさんは、猫を撮影した動画をニコニコ動画にアップ。そのたびに万単位の再生があり、「かわいすぎる」などとコメントが殺到した。猫が土鍋に入り込んだ様子を撮影した「ねこ鍋」もそんな“成長記録動画”の1つだったが思わぬ大反響を呼び、10月1日までに55万回以上再生された。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
6
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
7
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
8
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
9
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR