レビュー
写真を公開する楽しみ――ニコン「COOLPIX S51c」(3/6 ページ)
極めて基本的な手ブレ補正付3倍ズームコンパクト
ではカメラの話だ。Wi-Fi機能を持つ以外は普通のシンプルな薄型スタイリッシュコンパクトである。
COOLPIXはシンプルで機能もギリギリまで抑えた「Sシリーズ」と、中級者以上向けにマニュアル系機能を充実させた「Pシリーズ」があるが、COOLPIX S51cはまぎれもなくSシリーズ。マニュアル系の機能にはあまり期待しない方がいいし、操作系も快適さよりは間違いにくい方を優先しているようだ。
CCDは1/2.5インチの810万画素。レンズは屈曲光学系で35ミリ換算38~114ミリ相当の3倍ズームでレンズシフト式の手ブレ補正付。明るさはF3.3~4.2と屈曲光学系としてはポピュラーだ。
撮影距離はレンズ前30センチから、マクロモード時は4センチまで寄れる。が、4センチまで寄れるのは広角端ではなく45~66ミリ相当の標準域というのがCOOLPIXらしいユニークなところ。ズームレバーをちょっとテレ側に押して、マクロアイコンが緑色になったとき一番近寄れると覚えるといい。
ISO感度はISO100から1600。撮影モードには「Hi ISO」が別途要されており、これにすると通常のISOオートより早くから感度が上がりはじめ、最高ISO1600まで自動的に上がる。暗いところでノイズよりブレ低減を優先したいときや、よりシャッタースピードを速くしたいときに便利だ。
ロータリーセレクターを使った操作系
COOLPIX S51cはボディが薄くてきれいな曲面になっており、なかなか持ちやすくて撮りやすいカメラだが、操作のリズムがあまりよくない。
まず正面の電源スイッチ。ちょっと長押しが必要なので、スイッチがちゃんと入ったかどうか分からないことがある。
電源スイッチを入れると1秒ちょっとで液晶モニターが点灯するのだが、この時点ではまだダメで、さらに1~2秒待って画面に撮影情報表示が出てはじめて撮影可能になる。つい最初の液晶モニター点灯時でシャッターを押してもダメなのである。ちゃんと撮影準備ができてから押し直す必要がある。最近のコンパクトデジカメとしては起動はちょっと遅めである。
操作面の特徴はなんといっても、3インチの大型液晶モニターとその右にある円形のセレクター。上下左右を押すと十字キーとして、指先で回すと回転式のロータリーセレクターとして働く。これは便利。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
6
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR