「電脳超合金 タチコマ」な日々(1/2 ページ)
2月23日にバンダイが発売する「電脳超合金 タチコマ」は、「攻殻機動隊」シリーズの世界観を生かし、電脳化(PC連携)という新機軸を打ち出した超合金だ。と同時に、人気の高いタチコマを忠実に再現したリアル志向のフィギュアでもある。2月23日の発売を前に“ほぼ製品版”を借りることができたのでチェックしてみよう。
(「電脳超合金タチコマ」は、PC上のタチコマと連動してアイセンサーが動き、ライトが光るというギミックを内蔵した。(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会)
超合金といえば、1974年にポピー(現在はバンダイのボーイズトイ事業部に吸収)が「マジンガーZ」の玩具として発売したダイカスト製フィギュアが始まり。もちろんモチーフは劇中に登場する「超合金Z」で、作品の世界観をうまく生かした点は、今回のタチコマにも通じるところがあるだろう。
そんな豆知識はともかく、まず昨年の「全日本模型・ホビーショー」ではあまりチェックできなかった超合金本体から見ていこう。
タチコマは1/24スケールモデルで、全高9.5センチほどの手のりサイズ。搭乗ポッドのスリットなど各所のデザインから「攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG」仕様であることが分かる。全体の60%が金属製ということもあり、その質感は非常に高い。
4本の脚と2本の腕は複数の関節機構を持ち、“ぐりぐり”と柔軟に動かすことができる。50mmグレネードランチャー(口の部分)も根本がボールジョイントのため、方向を変えることが可能だ。欲を言えば、両腕がもう少し上に上がるとかわいく挨拶できるのだが。
さらに細かいところでは、両腕のマニピュレーターや脚の先、左右のアイセンサー、液体ワイヤー射出装置なども可動箇所である。最近の超合金が精巧に出来ているのは承知していたが、子どもの頃に遊んだ「マジンガーZ」や「レッドバロン」との違いに時代を感じてしまう。
しかもタチコマは、設定に忠実に出来ている。例えば前述の50mmグレネードランチャー。普段は砲口がカバーと固定器具で封印されていており、人の手でこれを外さなければ使用できない設定なのだが、電脳超合金はこれも再現した。写真のように固定用のピンを横に抜き、砲口カバーを外すとグレネードランチャーの砲身が現れる。しかもカバーやピンまで金属製だ。
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