100ドルノートPCの次世代モデルを見た(1/4 ページ)
One Laptop Per Child(OLPC)の特別イベントが5月20日、米マサチューセッツ工科大学(MIT)で開かれ、OLPC会長のニコラス・ネグロポンテ氏が初めて、XOの次世代モデルを垣間見る機会を提供した。
XO 2.0は現行モデルとは完全に異なるアプローチを取っており、ノートPCというよりも電子書籍リーダーとして設計されている。
ネグロポンテ氏はワーキングモデルは披露しなかったが、写真で見たところ、XO 2.0は左右に小型(現行モデルの半分ほどのサイズ)パネルを搭載した電子書籍リーダーで、タブレット、ノートPCなど複数のモードで利用できるようだ(2ページ目以降にXO 2.0の画像を掲載している。一部はプレゼンテーションを撮影したものなので、画像が悪くて申し訳ない)。
XO 2.0は従来のキーボードではなくタッチスクリーン技術を採用している。ある画像では、ノートPCモードのときに、片方のパネルの上にキーボードが表示されていた。
XO 2.0のディスプレイは、16:9の従来のDVDの画面サイズ。ネグロポンテ氏によると、携帯DVDプレーヤーなどの映画視聴デバイスの人気が高いことから、最も一般的に製造されているサイズの1つという。
XO 2.0は1ワットを切る消費電力を目指しており、ネグロポンテ氏は、価格目標として75ドルを掲げた。発売時期は2010年を目標としている。
また20日のセッションで、同氏は最近のOLPC関連ニュースを幾つか挙げ、同プロジェクトの使命に変わりはないと述べた。OLPCは、ウルグアイやペルーなどXOの契約を続けてきた国家にもっとオープンな対応を取ることで、ターゲット戦略を変えてきたと同氏は語った。また、8月か9月に「Give One Get One」プログラムを再開することも明らかにした。
この日のセッションでは、OLPCのCFO(最高財務責任者)から新社長に就任したチャールズ・ケイン氏も講演した。同氏はOLPCが小規模非営利団体(26人のフルタイム職員と30人弱のコンサルタントを抱える)として直面している独自の課題や、多数の企業がXOの脅威を感じている中で、同団体が企業との良好な提携を必要としていることを語った。
それについて、ケイン氏とネグロポンテ氏は、最近XOで動作する3ドル版Windows XPの提供についてMicrosoftと合意したことに軽く触れた。また、このOSをLinuxとのデュアルブート版XOにどのように導入するかについても語った。
Editorial items that were originally published in the U.S. Edition of “eWEEK” are the copyrighted property of Ziff Davis Enterprise Inc. Copyright (c) 2011. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR