MIT、低コストを実現する25nm半導体製造技術を開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らは7月8日、新技術による25ナノメートル(nm)半導体製造に成功したと発表した。
現在半導体製造に用いられているのは65nm製造技術。Intelが昨年45nm量産施設の稼働を開始し、2009年から32nm製造技術によるチップ製造を開始すると発表したばかりで、25nm製造技術が実現するのは、これまで2013年から2015年と予測されていた。
MITは、これまで光リソグラフィによるナノスケールの半導体製造には不可欠とされてきたレジストや液浸リソグラフィ、高価なリソグラフィツールを用いない手法を開発したことで、コスト面でも大幅な削減が期待できるとしている。この技術が実用化されれば、これまで製造施設がないために見送られてきた、さまざまなナノテクノロジー関連の発明にも商用化の道が開ける可能性が高まるという。
MITは、干渉リソグラフィ(IL)技術を発展させた走査ビーム干渉リソグラフィ(SBIL)を用い、独自に開発した「nanoruler」ツールを使って回路パターンを生成している。100MHzの音波を電子制御することで、レーザー光を回折、周波数偏移させ、パターン形成するというものだという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
3
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
4
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
5
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
6
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
7
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
8
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
9
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
10
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR