橘十徳の「自腹ですがなにか?」第36回
夏の携帯オアシス、ミスト付き電動ファン「FC-008」(2/2 ページ)
羽根を回しながら水を噴射可能
霧吹きのタンクはグリップ部の裏にあり、電池ケースにあいた小さな穴にツメを引っかけて取り付ける。最初は取り外しにちょっと戸惑うかもしれないが、すぐ慣れるだろう。タンクを外したら噴射の押しボタンを兼ねたふたを外して水を入れて、再びふたを閉める。あとは元通りタンクを取り付ければ準備は完了だ。ミストの噴射口は羽根のすぐ下にあり、羽根を回しながらでもそのまま噴射することが可能だ。
上部にある電動ファンのスイッチを入れると羽根が回転する。ファンのサイズが大きくないために風切り音が聞こえるが、屋外で使う分にはあまり気にならない。風もそんなに強力ではないが、ミストと組み合わせればそれなりに効果はある。ミストの噴射は押しボタンを押すだけだ。
実際に炎天下で顔にドバーッとミストをかけつつファンの風にあたってみたのだが、水が乾く間はかなりヒンヤリした感じが得られる。炎天下で行列に並ぶときなどに使えば、けっこう重宝すると思う。なお、ミストはファンが動いていないなくても噴射できるので、電池切れの際にもミストだけ使うという手もある。
回転中に羽根を触っても大丈夫
安全性も考慮されていて、羽根は柔らかく、手を突っ込んでも痛くない。しかも、すぐ止まるようになっている。ちなみに対象年齢は6歳以上だ。1つ気になったのはミストの噴射口の作りの悪さ。この噴射口に押しボタンからのびるチューブを挿してセットするわけだが、取り付けと取り外しを数回繰り返したら、霧吹き部だけがポロリと取れてしまった。
慌ててセットし直したが、その後、この霧吹き部が回転する羽根に引っかかり、ポンと取れて飛んでいってしまったことがあった。チューブとの取り付け角度などを色々工夫したところ、なんとか直ったが、この辺りの作りは正直いって少しチャチである。また、本体の質感なども安っぽく、樹脂の接合部なども仕上げが良くない。
ただしこのような弱点も、値段を考えれば納得させられてしまう。暑い中、この値段で手軽に清涼感を得られるなら、けっして買って損ではないだろう。暑さに弱い人はもちろん、子どもやお年寄りと一緒に出かけるようなときには、とりあえずバッグに入れておくと熱中症予防に役立つと思う。ぜひこの商品を有効に使って、暑い夏を乗り切っていただきたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
4
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
5
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
6
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
7
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
8
「痺れるほどにミスを繰り返す」Gemini 3.6 Flashは変わった? 公開から1週間、当初のおバカ回答を今検証する
-
9
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
10
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR