初の16ビット処理、三菱が液晶テレビ“REAL”の新フラグシップを発表(1/2 ページ)
三菱電機は8月19日、液晶テレビ「REAL」シリーズの新製品として、フラグシップモデル「MZWシリーズ」を発表した。40V型と46V型の2機種を10月21日に発売する。価格はオープンプライス。店頭では46V型が40万円前後、40V型は30万円前後になる見込みだ。
「MZWシリーズ」は、お得意の光沢液晶パネル「DIAMOND Panel」に新開発映像エンジン「DIAMOND Engine PRO III」を組み合わせたハイエンドモデルだ。もちろんパネル解像度は1920×1080ピクセルのフルハイビジョンで120Hz駆動と中間フレーム生成による「倍速ピクチャー」をサポート。チューナーは地上/BS/CS110度デジタルチューナーとアナログ地上波を1基ずつ搭載している。
光沢コートは、滑らかな表面処理がパネル内部からの光の拡散を低減し、深い黒とツヤのある映像表現を可能にする。また「カタログスペックには入らないが、斜めから見たときの“白浮き”も改善している」(同社京都製作所AV機器製造部の石井良典部長)。
一方のDIAMOND Engine PRO IIIは、業界最高となる16ビット処理を実現した。もともと8ビットの映像信号を16ビットに拡張して内部処理を行うため、階調性が向上するとともに、階調の粗さに起因していたノイズを除去できるのがメリット。液晶パネルは10ビット表示のため最終段でディザ処理を行うが、滑らかでキメの細かい映像を再現できるという。
また、独自のノイズ軽減技術「CNR」(Color Noise Reduction)は、動きの激しいシーンに出るブロックノイズや青空など鮮やかな色が広がっている部分に出やすい色ノイズなど、画像圧縮伝送特有のノイズを低減。ダイナミックガンマ補正は、従来の2点補正から16点補正に変更され、より柔軟にガンマ特性を変更できるようになった。
コントラスト性能は、ダイナミックコントラスト比で1万5000:1。この数値はテレビシステムとしての表示性能を示したもので、考え方としては他社の“テレビコントラスト”などと同じだ。パネル単体のコントラスト比は先代の「MZW100シリーズ」と同じ3000:1となる。「従来の表示では市場で比較されるときに不利に働くため、他社に合わせた」(同社)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
2
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
3
GMO、PCのバックアップと電源オフ呼びかけ VPS利用者に きょう正午の攻撃予告受け
-
4
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
5
Apple、「iPad mini」を大幅刷新 8.5インチOLEDとA20 Pro搭載、防水にも対応 11万9800円から
-
6
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
7
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
8
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
9
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
10
「若手はAI使うな」は“老害”なのか? 新人教育で「AI禁止」した企業の1年後
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR