パイオニア、コストパフォーマンス重視のHDオーディオ対応AVアンプ3機種
パイオニアは5月11日、ドルビーTrueHDやDTS-HD MA(マスターオーディオ)といったHDオーディオに対応したマルチチャンネルAVアンプの新製品3機種を発表した。価格は7.1チャンネルの「VSA-1019AH」が10万5000円、同じく「VSA-919AH」が8万2000円、5.1チャンネルの「VSX-819H」は6万2000円。6月中旬に発売する予定だ。
「VSA-1019AH」と「VSA-919AH」
「VSA-1019AH」と「VSA-919AH」は、各チャンネル110ワット(定格)の出力を持つ7.1チャンネルAVアンプ。ロスレスサウンドを含むサラウンドデコーダーを搭載し、Blu-ray Discなどの音声をフルに楽しめる。サラウンドバック用のアンプを利用してフロントバイアンプ駆動にすることも可能だ。
上位モデル「SC-LX81」で初めて採用された「PQLS(Precision Quartz Lock System) 2chオーディオ」を搭載。同社製BDプレーヤーとHDMI接続してCDを再生する際、音質劣化の原因となるジッターを抑え、「音質を損なうことなく高純度な伝送が行える」(同社)という。
映像面では、HDMIのDeepColorやx.v.Colorをサポート。BDプレーヤーなどからの1080p/24p出力をそのまま伝送する「1080p/24pダイレクト出力」にも対応した。同社製PDP「KURO」シリーズと接続した場合は、HDMI CECを利用した「KUROリンク」により、さまざまな連携動作が可能になるほか、シャープ「AQUOS」やパナソニック「VIERA」、東芝「REGZA」、日立製作所「Wooo」のリンク機能とも互換性を確保した。
2機種の主な違いは入力端子の数とアップスケーラー。上位モデルのVSA-1019AHはHDMI入力を4系統、同軸デジタル入力を2系統備えているのに対し、VSA-919AHはHDMIが3系統、同軸デジタルは1系統となっている。HDMI出力はどちらも1系統だ。また、2機種ともアナログビデオ入力信号をすべてHDMI出力できるが、VSA-1019のみアンカーベイ・テクノロジー製のスケーラーチップを搭載しており、480i/p入力信号を1080pまでアップスケールできる。
このほか、iPod/iPhoneからデジタル入力できるUSB入力端子を装備。またUSBメモリなどを接続して著作権保護のかかっていないWMAやMP3、WAVを再生することもできる。WMA9 Proのデコーダーも搭載した。外形寸法や重量は共通で、420(幅)×349(奥行き)×158(高さ)ミリ、8.6キログラム。
VSX-819H
6万2000円の「VSX-819H」は、定格95ワット(8オーム時)の5.1チャンネルAVアンプ。HDオーディオ対応のサラウンドデコーダーを搭載。サラウンドバックL/R用のプリアウト端子を備えている。
HDMI端子は入力×3と出力×1系統。Deep Colorやx.v.Colorをサポートする。このほか映像入力端子として、2系統のコンポーネント(アサイン可能)と4系統のコンポジットを備えた。なお、アップスケーラーは搭載していない。デジタル音声入力は同軸×1系統と光×2系統。
iPod/iPhoneからデジタル入力できるUSB入力端子を装備。USB端子に接続したメモリや携帯型音楽プレーヤー(マスストレージクラスとして認識できるもの)から著作権保護のかかっていないWMA、MP3、MPEG-4 AACのファイルを再生できる。
外形寸法は、420(幅)×347.7(奥行き)×158(高さ)ミリ。重量は約9キログラム。
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