レビュー
“何でもできる”お手ごろ高倍率ズーム機――ペンタックス「PENTAX X70」(1/4 ページ)
広角から超望遠、無限遠から1センチマクロ、人を撮らせたら顔検出にスマイルキャッチにまばたき検出があり、連写させたら最高秒11コマ。とまあ、何でもできる「全部入り」がペンタックスの「PENTAX X70」(以下、X70)である。
さらに大きさと重さに注目。
20倍ズームがソニー「DSC-HX1」とキヤノン「PowerShot SX1」 「PowerShot SX10IS」、24倍ズームがニコン「COOLPIX P90」とペンタックス「PENTAX X70」、26倍ズームがオリンパス「SP-590UZ」と2009年春モデル高倍率ズーム機が揃ったわけだが、その中でもっとも軽いのがこのX70(撮影時重量で約410グラム)。持ち歩いてみると確かに高倍率ズーム機としては軽くてコンパクトだ。
高倍率ズームと連写機能
機能はてんこ盛りだが、やはりその魅力は高倍率ズームにある。一般的な広角よりさらに少しだけ広い26ミリ相当から624ミリ相当(いずれも35ミリ換算)を越える超望遠をこのコンパクトさで楽しめるのはすばらしい。明るさもF2.8~5.0とまずまず。レンズスペックは先日紹介したニコンの「COOLPIX P90」と酷似している。
ワイド端での樽型ゆがみはほとんどないが、これは内部でデジタル補正を行っているからだと思う。撮像素子は1200万画素で、CCDシフト式の手ブレ補正機構を搭載している。
ボディはオーソドックスなスタイルで、シャッターボタンやズームレバーの感触はやや心もとないが、グリップは凹みがしっかりしていてホールドしやすい。
操作性はなかなかいい。特に背面右上の親指が当たる位置に電子ダイヤルがあり、絞りやシャッタースピードのほか、上面の露出補正ボタンと組み合わせれば露出補正ができるのはよい。背面には十字キーのほか、顔検出ボタンや設定をフルオートにするグリーンボタンがある。
ISO感度やホワイトバランスを直接変更するボタンがないが、このグリーンボタンをFnキーに割り当てれば、グリーンボタン+矢印キーでショートカットできる。初心者はグリーンボタン、中級者はFnキーとして使うのがいい。
ISO感度は100~6400だが、1200万画素で使えるのはISO1600まで。ISO感度オートでは増感時の上限を決められる。画質を考えるとISO400あたりがよさそうだ。液晶モニタは3インチで23万画素と標準的なものだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
4
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
5
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR