レビュー
明るい単焦点レンズを持つスナップデジカメ――リコー「GR DIGITAL III」(3/4 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
細部再現性に優れたナチュラルな描写
撮像素子は1/1.7型の有効1000万画素CCDを搭載する。GR DIGITAL IIの1/1.75型 有効1001万画素CCDに比べて記録画素数は変わらず、サイズがわずかに大きくなった。併せて処理エンジンやノイズリダクション、レンズを改良したことで、画質向上を実現した。一般的なコンパクトデジカメに多く見られる画像処理でシャープ感と彩度を強調した絵作りではなく、拡大しても細部の表現が自然で、発色傾向はナチュラルだ。
JPEG画質の傾向を調整する「画像設定」機能は一新され、初期設定の「スタンダード」のほか、シャープネスとコントラスト、彩度を高めた「ビビッド」や、モノトーンの「白黒」、白黒に調色を加えた「白黒(TE)」を選べる。個別設定によって、色相や彩度を細かく調整することも可能だ。
トータルとしては、GR DIGITALシリーズのコンセプトがまったくブレない正常進化といえる。特にレンズの明るさがありがたい。画素数を高画素化したり、シーン認識や顔認識を搭載したり、動画モードを充実させることだけがデジカメの進化ではないことを示している。ただし、手ブレ補正機構が見送られたのは残念だ。また個人的には、28ミリ相当ではない、35ミリや40ミリのGR DIGITALを見てみたい気もするし、シルバーボディのGR DIGITALに期待する気持ちもある。でも、それではGRではなくなるのかもしれない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Androidのマイナンバーカード」提供へ 20日から 物理カードなしでも本人確認など可能に
-
2
個人向けGeminiのモデル選択が厳格化 無料ユーザーが使えるのは「Flash-Lite」のみに
-
3
「OpenAIの文化は壊れている」──安全性報告書を統括した従業員が退社し、寄稿
-
4
睡眠中に「ピンクノイズ」を聞くと“脳内ゴミ”の洗い流しが強まる? 米MITが人間で実験 Science系列誌で発表
-
5
タイムズカー漏えいで集団訴訟の動き、登録3000人弱 呼び掛けた弁護士に聞いた──「謝罪で済む案件ではない」
-
6
免許証の悪用防止で申し込み集中 JICCがアプリ受付を一時休止 タイムズカー漏えいの影響か
-
7
再び浮上した「クレカ表現規制問題」 クリスタやpixiv FANBOXの騒動からマンガ家が感じた不安と焦り
-
8
「アバハウス」全顧客の情報漏えいか 会員・受注DBに不正アクセス 「不審な返金メール届いた」報告で判明
-
9
第一生命に不正アクセス 従業員情報12万人分漏えいか 退職者も対象
-
10
靴のムーンスター、顧客情報漏えいの可能性 氏名や住所、注文情報など
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR