“できる録画テレビ”が進化
日立、超解像に2番組録画の「XP05」シリーズを発表(2/2 ページ)
「自称、ナンバーワン」の超解像技術
「PixelManager」は、日立が「自称、ナンバーワン超解像技術」と自信を見せるオリジナルの超解像技術だ。専用の処理チップを搭載し、まず映像からデジタルノイズを高い精度で検出、除去する。その上で入力信号の各画素情報から映像の部分ごとに解析を行い、データ圧縮の過程で有効な信号成分として認識されなくなったデータを復元していく。とくに斜め方向の解像度を上げ、画面全体の解像感を向上させる効果があるという。
また、映像の部分ごとに処理を施すため、それぞれのボヤケ度合いに応じた精細感の向上が可能になり、映像に奥行き感が出る。これは、HD映像の中にSD映像が混在しているといったケースにも有効。「中継先とスタジオの二元中継など、HDとSDが混在する場面はまだ多い。HDの部分では精細感を効果的に再現し、SDの部分はくっきりとさせることで、全体が自然で美しい映像になる」(同社)。
アニメに対応した「インテリジェント・オート高画質2」
テレビ前面のセンサーで室内の明るさや照明の色を判別し、視聴環境に合った画質に自動調整する「インテリジェント・オート高画質」も進化した。映像の内容により、超解像処理、ノイズ除去、カラーマネジメントといった処理を最適化。より細かい制御が可能になったという。
例えば、EPGの番組情報が「アニメ」のときは、モスキートノイズとブロックノイズの除去アルゴリズムを変え、アニメで目立ちやすい輪郭部のモスキートノイズを抑制する。またJPEG画像を再生する際には色域を変更するなど、それぞれのコンテンツに合わせた動作を行う。
さらに映画視聴用の映像モードとして、150〜300ルクスの部屋を想定した「リビングシアター」と、150ルクス以下に適した「シアタープロ」を新設。自動調整の際も視聴環境に応じて基準モードとして使い分ける。
サーバにもクライアントにもなるテレビ
DLNAなどのネットワーク機能が充実している点もWoooの特徴だ。新製品では全機種がDLNAをサポート。このうち「XP05」および「HP05」の上位2シリーズは、サーバとクライアントの両機能を併せ持つ。つまり、リビングルームと個室にそれぞれWoooがあれば、それぞれの録画番組をどちらでも視聴できる。「テレビがサーバとクライアントの両方になるのはWoooだけ。2台のWoooがあれば、録画容量も倍使える」(同社)。
さらにXP05シリーズは、新たにネットワークを介したムーブ機能「AVネットワークダビング」にも対応した。WoooのHDDに録画した番組をLAN内にあるNAS(Network Attached Storage)にダビングして保存できる。なお、動作確認機種としては、アイ・オー・データ機器の「HVL1/HVL4」シリーズが挙げられている。
ネット機能にもいくつかの機能が追加されている。「Wooonet」を介したコンテンツサービスには、新たに「テレビ版Yahoo! JAPAN」の「動画チャンネル」が追加。もちろん「アクトビラ ビデオ・フル/ダウンロード」にも対応しているほか、Woooの画面にネットと放送の2画面表示が可能になった点も新しい。
このほか、携帯電話で撮影した写真や動画をPCからアップロードしてWoooの大画面で見ることができる「ビデオ de メール」(有料)、テレビの画面を家族の伝言板として使える「メッセージボード・サービス」などもサポートした。
そのほかの仕様は下表の通り。
| 型番 | P50-XP05 | P46-XP05 | P42-XP05 | L37-XP05 | L32-XP05 |
|---|---|---|---|---|---|
| パネル | PDP | LCD | |||
| チューナー | 地上デジタルチューナー×3基、BSデジタル/CS110度デジタル放送チューナー×2基 | ||||
| HDD/iVポケット | 320Gバイト/○ | ||||
| 超解像技術 | ○ | ||||
| DLNA | クライアント/サーバ | ||||
| 入出力端子 | HDMI×4、D4×1、S2×1、コンポジット×3、LAN、SDカードスロットなど | ||||
| 実売想定価格(オープン) | 33万円前後 | 28万円前後 | 24万円前後 | 19万円前後 | 16万円前後 |
| 発売時期 | 4月後半 | ||||
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