山本浩司の「アレを観るならぜひコレで!」Vol.45
基本性能アップ、録画テレビとしての魅力も増したプラズマ“Wooo”(1/2 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
地上アナログ放送の完全停波が1年後に迫り、エコポイント制度の継続やフルHD3D対応テレビの発表などで、わが国の薄型大画面テレビ市場は、不況風吹きすさぶ中、空前のにぎわいが続いている。そんな状況下、この春各社から薄型大画面テレビのニューモデルが続々と発表された。筆者はそのほとんどを目にする機会を得たが、なるほど市場の活況に応えるべく各社ともに全力投球で開発にあたったと思わせる魅力あふれる製品がずらり勢ぞろいした印象だ。今月から何回かに分けて、それら注目製品を少しずつ紹介していこうと思う。
今回採り上げるのは、話題のフルHD3Dテレビではなく、日立製作所“Wooo”の最新プラズマテレビ「P50-XP05」だ。フルHD 3Dについては、まだ市販のBD ROMが発売されておらず、メーカーのデモソースしかない状況であれこれインプレッションを述べても仕方ないだろう。もっともフルHD 3D(対応)テレビは、3D対応を果たすことで副次的に通常の2D画質がぐんと向上していることは確かで、来月以降、詳細を述べてみたいと思う。
さて、日立のP50-XP05をここで取り上げたいと考えたのは、いうまでもなく画質がきわめて良くなり、なおかつ録画テレビとしての魅力度がひときわ上がったと思ったからだ。
日立の発表資料によると、録画テレビ市場は急速に拡大しているようだ。2008年春、録画テレビの機種数は11だったが、2010年1月には49機種にまで増え、それに伴い2008年12月に13.6%だった録画テレビの台数構成比は、2009年12月には21%まで伸長したという。
確かに一度録画テレビを使ってみれば、その便利さに誰もが納得するはず。ラインアップの拡充とともに録画テレビの快適さに多くの人が目覚め、その声が市場を大きく牽引し始めたのだろう。
録画テレビの先鞭をつけた日立は、この春、録画機能を充実させたXP05、HP05、H05を登場させた。ハイエンド・ラインとなるXP05シリーズは、50V、46V、42V型のプラズマと37V、32V型の液晶(どちらも視野角で有利なIPSタイプ)で構成されるが、ぜひ注目してほしいのがパナソニックからパネルの供給を受けた500万:1の驚異的なコントラスト比を誇るプラズマ・タイプだ。
では、まず全モデル共通の録画機能の充実ぶりから見ていこう。Woooは内蔵HDDとカセット型リムーバブルHDDの「iVDR-S」との連携、そして「X-CodeHD」による長時間録画を推し進めてきたが、今回のXPシリーズでもその姿勢に変りはない(そろそろBDレコーダー対応してほしいと思うが)。使い勝手の面で大きく向上したのは、地デジ用チューナーを3基に増やし、2番組同時録画中でも視聴チャンネルが自由に選べるようになったこと。内蔵HDDの容量は320Gバイトと昨年モデルよりも容量ダウンしてしまったが、画質面で感心したMPEG-4 AVC/H264の4倍録画モード「TSX4」を使えば、約128時間のハイビジョン録画が可能なわけだから、これでじゅうぶんという方がほとんどかもしれない。
新たに投入された録画番組を自動で分類してくれる「ワケ録」機能にも注目したい。これは同じ番組タイトルが2つ以上あると自動的にフォルダを作成してくれる機能で、番組検索がよりいっそう簡単に行なえるようになる。加えてカセットHDDへフォルダごとの一括ダビングもできるようになった。DLNA環境が構築されていれば、アイ・オー・データ機器のNAS(Network Attached Storage)「HVL1/HVL4」シリーズへの出力も可能だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR