ふぉとテツ 第1回
銚子電鉄訪問記 その1――撮りテツ初心者が気負わず写真を撮る方法(1/2 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
皆さん初めまして。作倉瑞歩と申します。ただの“サラリーマン&ド素人カメラ好きテツ”ですが、今回、このスペースで「鉄道と写真」について、偉そうにも語る機会をいただきました。ただし、はじめに断っておきますが、わたしもあくまで“撮りテツ初心者”の域を出ていません。皆さんとともに、いい写真を撮るにはどうしたらいいのか考えていきたいと思います。
銚子電鉄に行ってみた
さて、第1回はいきなり大物狙いです。有名な「銚子電気鉄道」(以下、銚子電鉄)に行ってきました。回数を重ねるにつれてネタがなくなってきますので、これくらい野望があった方がいいでしょう。
銚子電鉄は銚子駅から外川駅までの6.4キロを走る地方鉄道です。総武本線の銚子駅に接続していますが、そこへたどり着くには東京から鈍行を乗り継いでも2時間程度と手ごろな距離にあります。銚子電鉄の途中にある「犬吠」駅は、初日の出で有名な犬吠埼が近いということもあり、元旦に行かれた方もいるかもしれません。
それに加えてぬれ煎餅ですね。「経営危機を救え!」と、ぬれ煎餅が有名になったので、こちらの話題で記憶に残っている方もいるでしょう。
そんな事情ですから最新鋭の車両は走っていません。昔、どこかで走っていた車両を買い取り、走らせているのが現状です。しかしそこがいいんですね。ふとしたカットに「昭和」を感じられ、すごくノスタルジーな気分になります。銚子で撮っているはずなのに、「あれ? ここ滝野川じゃない?」と思ったりする時があるわけです。
というわけで、タイムスリップ気分を味わいつつ、写真を撮ってみましょう。こだわりがない限り、カメラの設定は「プログラムAE+ISOオート、EVいじらず」です。
とにかく撮る、撮る、撮る!
わたしがメインで使っているのは、キヤノンの「EOS 7D」(以下、7D)です。最新の“ちょっとエラそうな機種”なわけですが、なぜこの機種を選んだか。誤解を恐れずに言うと「自分の腕のなさを十分にカバーしてくれる」からです。
AF(オートフォーカス)+P(プログラム)モード全開で撮ったっていいじゃないですか。シャッタースピード、そして露出もマニュアル設定で、ピントもMF(マニュアルフォーカス)にしてなんて、一流の写真家だって撮るのは難しいはずです。それに、36枚撮りフィルムを、フィルム代を気にしながら撮った時代と違って、大容量メモリカードさえ用意すれば、気兼ねなく連写もできる時代です。デジカメを手に入れたわたしたちが目指すのは、「数をこなす」ことではないかと思っています。
EOS 7Dに8Gバイトのコンパクトフラッシュを装着すれば、デフォルトのJPEG/ラージ設定で900枚近くを撮ることができます。たくさん撮ったその中で、お気に入りの1枚があればいいじゃないですか。この記事では「Pモードの何が悪いの? 戦いは数だよアニキ!」を合い言葉に、とにかく撮っていくことを目指したいと思っています。
「その場でのベスト」を考えよう
鉄道写真を撮ることが好きな人は、プロの方も含めて、この世の中にゴマンといます。そうした方の写真を見てすごいなあと思うのが、鉄道の位置や光の当たり具合など、考えられる「ベストな時間」を待って写真を撮っていることです。かなり苦労をされています。
しかし、このように時間を使えるのは、ごく一部の方のような気がするのです。仕事もあり、休日しか使えず、しかも旅行に行く時は家族と一緒。そんな状況では、自分だけの時間を十分に使うことは難しいでしょう。なので、その時々に合わせて、ベストなシーンを判断し、「ちょっと3分待って!」と家族に言い放ち、さっと撮影する、そんな方法を一緒に考えてみましょう。
たとえ順光でなくても、列車の正面が暗くても、「自分が好きな写真」(あえて「いい写真」とは言いません)は撮れるはずなんです。そのためにも、この記事では“失敗写真”もあえて掲載するつもりです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
6
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
7
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR