スマートフォンアプリがビジネスリスクに? 回避方法は(1/2 ページ)
7月の最初の週に、Microsoftは「KIN」から撤退し、T-Mobileは「Sidekick」の取り扱いを終了した。iPhone 3GS、Motorolaの初代DROIDなど、ほかの有名なスマートフォンもそのうち姿を消すだろう。
そのこと自体は驚くようなものではない。何しろ、売り上げを維持し、顧客の関心を引き続けるため、スマートフォンは絶えず変化するようになったのだから。その一方で、テクノロジーは驚異的なペースで進化し、それがスマートフォンの急速なモデル交代を後押ししている。
既にこうした変化は見受けられる。Palmは今やHewlett-Packard(HP)の傘下に入り、スマートフォンを2年契約付きで無料配布して在庫一掃を図っている。AppleはiPhone 3GSの価格を99ドルに引き下げた。Verizon WirelessはDROIDを「1台分の価格で2台」提供している。それもまた驚くことではない。これらのデバイスは日の当たる場所を歩いていたが、それはもう過去のことだ。
だが、この絶えざるモデル交代を計画に入れておかなければ、企業にとってはリスクが生まれる。例えば特定のモデルや特定のレベルのOS向けにアプリを開発するなど、企業で特定のプラットフォームを中心にスマートフォンを利用していたら、その企業のモバイルアプリ戦略は数週間とは行かないまでも、数カ月で破たんする。iPhoneやAndroidデバイスなど、1つのファミリーに絞るだけでも危険がいっぱいだ。必須のアップグレードを適用しただけでアプリが壊れ、仕事が立ちゆかなくなることもある。
iPhone 4の新しいマルチタスク環境を活用して、自社向けのカスタムアプリを作りたい誘惑に駆られるかもしれないが、そうする前によく考えた方がいい。Android 2.2にもPalmのwebOSにも同じことが言える。これらOSを搭載したデバイスの将来ははっきりしていないし、いずれにしてもこれらのプラットフォームは確実に変わる。その変化に対応する準備が必要だ。
もちろん、スマートフォンで動く仕事用のアプリを避けなければならないということではない。必要なのは、単一のプラットフォームに依存しないようにすることだ。
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