大手キャリア主導のモバイルアプリ団体が統合

 AT&T、NTTドコモ、ソフトバンクモバイルなど大手キャリアが設立した2つのモバイルアプリ団体が統合する。

 各国のキャリア24社がつくるWholesale Applications Community(WAC)は7月27日、組織を法人化するとともに、ソフトバンクモバイル、China Mobile、Vodafoneの合弁会社「Joint Innovation Lab(JIL)」と統合することを明らかにした。WACはAppleやGoogleのモバイルアプリストアに対抗するオープンな携帯アプリ配信プラットフォームを開発しようとしており、JILはモバイルウィジェットの実行環境など、携帯電話を利用する新技術やアプリケーションサービスの開発を目指している。

 WACはこの日、ビジネスモデルも明らかにした。同社の携帯アプリ配信プラットフォームでは、各キャリアが独自のアプリストアを構築し、サードパーティのアプリを販売できる。アプリの代金はユーザーから携帯電話料金と一緒に徴収する。アプリ開発者はアプリの価格を自分で設定でき、売り上げの一部(割合はキャリアによって異なる)を受け取る。WACは運営費をまかなうため、各アプリケーションから少額の取引手数料を受け取る。いずれはアプリ内販売、位置情報の活用、広告表示にも対応していくという。

 WACは11月に、最初の仕様と開発者向けSDKをリリースする。仕様はW3Cの標準に基づき、JILの仕様と互換性を持つ。WAC仕様をサポートする端末は2011年に登場する見通し。

印刷する
SNSでシェア
SpecialPR

関連記事

こんなメディアも見られています

ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

メールマガジンを配信中
メールマガジンを配信中

国内外の業界動向、AIやクラウドなどの最新技術、キャリア情報など今知りたい情報をまとめてお届けします。

いますぐご登録

本日の新着記事

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ITmedia NEWS SNS

X @itmedia_newsをフォロー

インフォメーション

ITmediaNEWSをフォロー

あなたにおすすめの記事PR