バリアングル液晶付きの多機能一眼レフ――キヤノン「EOS 60D」(3/4 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
カメラ内RAW現像とアートフィルターを搭載
新機能としては、EOSシリーズでは初めて「カメラ内RAW現像」とエフェクト機能である「アートフィルター」に対応した。RAW現像時に設定できるのは、明るさ補正、ホワイトバランス、ピクチャースタイル、オートライティングオプティマイザ、高感度撮影時のノイズ低減、記録画質、色空間、周辺光量補正、歪曲補正、色収差補正の10項目。
これらと同じ現像処理を、付属のRAW現像ソフト「Digital Photo Professional」を使ってPC上で実行することももちろん可能だが、手っ取り早くJPEGデータが必要な際にはカメラ内RAW現像が役立つだろう。
いっぽうアートフィルターでは、撮影したRAWまたはJPEGデータに特殊効果を加えて新規保存することができる。フィルターの種類は、高感度白黒フィルムのような表現の「ラフモノクロ」、ぼかし効果を与える「ソフトフォーカス」、色調の変化と周辺減光を加える「トイカメラ風」、部分ぼかしによって風景をミニチュアのよう演出する「ジオラマ風」の4つ。それぞれの強度の調整も可能だ。
また入門者向けの仕掛けとして、「表現セレクト機能」を新搭載した。これは「ポートレート」や「風景」などの「かんたん撮影ゾーン」のモードを選択した際に、撮りたい写真のイメージを選択できる機能だ。
選択可能な項目は、「くっきり鮮やかに」や「ふんわりやわらかく」など9種類の「雰囲気」と、「日なた」や「くもり」など7種類の「明かりや状況」となる。この表現セレクト機能は、ピクチャースタイルや露出補正、ホワイトバランスといった機能を、ビギナー向けに専門用語を使わずに簡単に設定するための工夫と考えていい。
そのほか、ライブビュー撮影時に画像の縦横比を指定できるマルチアスペクト機能や、カメラの傾きを表示する電子水準器、オプションの外部ストロボをワイヤレス制御するトランスミッター機能を新搭載した。
逆に、EOS 50Dからスペックダウンしたのは、連写スピードが秒間6.3コマから、秒間5.3コマに低下したこと。また、レンズごとにピントを微調整するAFマイクロアジャストメント機能が省かれた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
2
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
3
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
6
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
7
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
8
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
-
9
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
10
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR