旅行用高倍率ズーム機の本命かも キヤノン「Powershot SX230 HS」(2/4 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
ムービーダイジェストとGPSに要注目
SX230 HSは「旅行向けカメラ」という位置づけであり、これは旅行にいい、って機能がふたつある。「ムービーダイジェスト」と「GPS」だ。
ムービーダイジェストは斬新にして画期的。これにして撮影すると、シャッターを押す寸前の約4秒分の動画を裏で蓄積していってくれるのである。そして、最終的に、1日に1本の動画が作られる。
例えば、写真を1日に10枚撮ると、10個のショートショート動画がつながった1本の動画ファイルができあがるのだ。まさに「その日にこの目が気になったもの動画」である。旅行にでかけて普通に写真を撮って回るだけで、動画も一緒についてくるのだ。これは楽しい。
自動的に作られるのもよいし、1シーンにつき最長4秒なので意外に飽きずに見られるのもよいし、動画はVGAサイズ&H.264なのでファイルサイズがおさえられるのもよい。
難点があるとすれば、「ムービーダイジェストモード」時しか使えないこと。ダイジェスト動画を残したいときだけ撮影モードを変えるというのもちょっと面倒くさい。ちなみに、ムービーダイジェストモード時の撮影機能はプログラムオート時と同様なので、普段はこのモードにしてダイジェスト動画も撮りまくる、というのはありかも。
どのモードでもムービーダイジェストが残せるようにし、あとから「ダイジェストから不要なカットを簡単に」削除できたらもっと楽しめる機能になるかと思う。
続いて、各社がこぞって採用し始めた「GPS」。
SX230 HSのGPS機能はGPSロガー機能をオンにすると電源オフ時も定期的に測位し続けてくれる本格的なもの。最初の測位こそ時間がかかるが、一度現在地を捕まえてしまえば、次からは数秒。構図を考えてる間に現在地も取得できるというレベルで、これはすばらしい。
測位した現在地は写真に位置情報として書き込まれるが、室内など電波が入らないときはあっさり空欄になる。ちょっと残念。電源オフ時の測位頻度は非公開ということだが、ログファイルをチェックしたところ、かなり細かく位置情報を取得してた。1~3分に1回くらいだ。
その分、細かく取得することによる副作用がある。バッテリの持ちである。「GPSロガー」機能をオンにしておくと撮影をあまりしなくても24時間持たないのだ。朝、フル充電のバッテリをセットすればやっと1日持つというレベル。だからバッテリはでかける直前にセットすることと、遠出するなら予備バッテリや充電器は欠かせないというレベル。
でもこのGPS機能は非常に優秀なので、使わないのはもったいない。普段はオフでも、目的地についたら忘れずにGPSロガーをオンにして位置情報を取得するまでちょっと待ち、あとはそのまま運用、が一番いいかと思う。
そういう意味で、GPSロガー機能のオンオフがもっと切り替えやすいところに欲しかったか。GPSログの拡張子は「.log」でデータ形式はNMEA。手元にあるGPS対応ソフトでは「ソニー LOG形式」にすれば読み込めた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR