手のひらに収まる、世界最小最軽量デジカメ 「PENTAX Q」(1/2 ページ)
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ペンタックスは6月23日、レンズ交換式デジタルカメラ「PENTAX Q」を近日販売開始すると発表した。単焦点レンズ「01 STANDARD PRIME」が付属するレンズキットと、加えて標準ズームレンズ「02 STANDARD ZOOM」も付属するダブルレンズキットが用意され、価格はオープン。実売想定価格は前者が7万円前後、後者が9万円前後。
同社既存カメラシステムでは実現できなかった、超小型レンズ交換式デジタルカメラを目指して開発された製品。新たに「Qマウント」を開発し、あわせて開発された超小型レンズ、ミラーレス構造などを採用することで、約98(幅)×57.5(高さ)×31(奥行き)ミリ、200グラム(バッテリー、SDメモリーカード含む)という、レンズ交換式デジタルカメラとしては「世界最小最軽量」(同社)の超小型サイズを実現した。
新開発のQマウントシステムはフランジバック(撮像素子面からマウント面までの距離)を同社Kマウントシステムに対して約1/5となる9.3ミリ(Kマウントシステムは45.5ミリ)としたほか、レンズのイメージサークルも小型撮像素子に特化することで、マウントの口径もKマウントシステムに比べて約2/3まで縮小している(※ 初出時、フランジバックについての説明に誤りがありましたので、訂正させて頂きました)
ボディの薄さをスポイルしないよう、ペンタミラーを廃したいわゆるミラーレス方式を採用する。搭載する撮像素子は有効1240万画素 1/2.3型裏面照射型CMOSセンサーで、高速読み出し可能な利点を生かした、高速連写/画像重ね合わせによるHDR撮影機能や1920×1080ピクセル/30fpsのフルハイビジョン動画撮影機能も備える。センサーシフト式の手ブレ補正機能も搭載する。
ボディデザインはかなりクラシカルで、Auto110を連想させる。肩にはオートのほかシャッタースピード優先や絞り優先などを選択できる撮影モードダイヤルと電子ダイヤル、前面には「クイックダイヤル」を用意する。クイックダイヤルからは、9つの写真表現をプリセットした「スマートエフェクト」の選択を行えるほか、カスタムイメージ、アスペクト比変更などの機能を割り当てることも可能だ。
「スマートエフェクト」は「極彩」「ソリッドカラー」「Auto110」「クロスプロセス」「さくらのほか」「ドラマチックアート」「ハードモノクローム」「水彩画」「あでみやび」の8種の撮影効果のほか、ユーザー自身がネガポジ反転、色抽出といったデジタルフィルターなどを組み合わせて登録する「USER」の合計9種が用意される。これら効果は背面液晶でリアルタイムに効果を確認できる。
手軽に後ボケや前ボケを得られる「ボケコントロール」も撮影モードダイヤルに用意されている。単なる絞り調整ではなく、絞り値の調整と画像処理を組み合わせてボケを得ており、被写体との距離やピント位置をカメラが自動的に判別することで、主被写体がボケによって強調された写真を手軽に撮影できる。
背面液晶は3型(約46万画素)で上下左右約170度の視野角も確保されている。ホットシューも用意されているが、本体にはガイドナンバー7(ISO200・m)のポップアップ式ストロボも内蔵する。連写性能は最高5コマ/秒(連続5コマ)で、シャッタースピードは最高1/2000秒。「K-5」や「645D」と同様、撮像素子を超音波振動させることで付着したゴミを取り除くダストリダクションシステム「DRII」も搭載する。メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード。
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