デジタルカメラ総合販売ランキング(6月20日~26日)
値ごろ感のNEX-5か軽快感のNEX-C3か(1/2 ページ)
GfK Japan調べによる、デジタルカメラ販売ランキングをまとめた。デジタル一眼のランキングでは、6月24日に販売開始された「NEX-C3」(レビュー)が8位にランクインした。集計期間(6月20日~26日)のなかばに販売開始されたことを考えると、来週にはさらに順位を上げそうだ。
NEXシリーズは兄弟機のNEX-5も1位に返り咲いているのだが、実勢価格を比較すると、NEX-5のほうが安価に販売されている(ダブルレンズキットで比較すると、Amazon.co.jpではNEX-5が5万9800円、NEX-C3が6万9000円)。製品名に「5」と「3」が用意されており、「5」のほうが安価というと、上位下位モデルの価格逆転かと思いがちだが、話はそう単純ではない。
確かにNEX-3とNEX-5を比較すると上位下位モデルの関係に見えるが、NEX-3からNEX-C3への進化に伴い、画素数アップした新型センサーと新ユーザーインタフェースの採用、本体の小型化、スタミナ性能の向上などが行われ、「カジュアル」「コンパクト」「軽快感」といった要素を強めた、NEX-5と平行して存在する製品と位置づけられている(インタビュー:NEX-C3は「3の世界」をさらに広げるカメラ)。
使い勝手の面から言えば、新UI「マイフォトスタイル」の採用が大きなトピックになる。いわゆるデジタルフィルター「ピクチャーエフェクト」の適用を行えるほか、フルオートの撮影モード「iAUTO」からワンボタンで背景ぼかし(絞り値の変更)、明るさ(露出補正)、色合い(ホワイトバランス)、鮮やかさ(彩度)の調整を行える。オート撮影ながらも、気軽に撮影者の意図を反映することが可能となり、中級者にも利便性の高い機能となっている。
ちなみに、6月21日より提供された新ファームウェアを適用することでNEX-5でもピクチャーエフェクトは利用できるが、iAUTOからの各種撮影設定変更は利用できない(NEX-5で「ピクチャーエフェクト」を試す)。この辺りもNEX-5とNEX-C3のキャラクターを反映しているようで興味深い。
とはいえ、NEX-5とNEX-C3の両製品ともEマウントを採用したレンズ交換式デジタルカメラという意味では同カテゴリの製品であり、夏の行楽を前にしてカメラの購入を考えている人にとっていずれも魅力的な選択肢になりうる。販売開始から時間が経過して値ごろ感のでているNEX-5か、よりカジュアルに使えるNEX-C3か、約1万円という価格差を考えても、どちらを選ぶのかは悩ましいところと言えそうだ。
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