新世代「LUMIX G」の始まり――「DMC-GX1」(1/4 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
パナソニックのマイクロフォーサーズ機で最もコンパクトなのがGFシリーズだが、GF1→GF2とどんどん丸くなり、GF3にいたっては丸っこくてかわいくなるわ、EVFは装着できなくなるわ、電子ダイヤルがコンデジのようなロータリーダイヤルになるわでずいぶんと可愛くなってしまった。ああ、GF1のあの四角いボディはどこへいったとお嘆きの方も多かろう。
だがしかし、その裏で着々と準備されてる新シリーズがあったのだ。DMC-GX1(以下 GX1)である。見た目は明らかにGF1系で、むしろこれをGF3という名にし、今のGF3は別シリーズにした方が良かったんじゃないかと思えるくらいである。
立場的には、GX1はGF3の上位に位置づけられる。ちまたでは女性向けにGF3、男性向けにGX1なんていわれてもいて、GF3とは違い、撮影モードダイヤルも電子ダイヤルもアクセサリシューもしっかり用意されている。
変わったのは見た目のみならず、中身もけっこう進化してた。新世代のはじまりを予感させるのだ。
電動ズームとGX1
電動ズームを搭載した新レンズには「Xシリーズ」という名がついており、GX1のネーミングもまたそれを意識したものだろう。レンズキットにもその電動ズームレンズがついてくるので、まずはそこから。
レンズ名は「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./Power O.I.S.」……あまりに長すぎるので、以降は単純に「PZ 14-42mm」と書く。PZはパワーズームの略だろう。このレンズは従来の14-42mm(「LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-F5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」)のワンランク上と位置づけられていて、LEICAブランドの25mmF1.4(「LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.」)と同じナノサーフェイスコーティングでゴーストを抑えている。
PZ 14-42mmで驚いたのは薄いこと。沈胴時のサイズは単焦点の20mmF1.7とあまり変わらない。このコンパクトさはすごい。電動式ズームレンズというと、どうしても大ぶりでずんぐりしたものを想像しちゃうから。
本体の電源を入れるとレンズがうにーっと出てくる。電源をオフにすると引っ込む(当たり前だけど、電源をオンにしたままレンズを外しちゃうとそのままなので注意)。ズームレバーはレンズにあり、左手で操作する位置にある。ズーミングの速度は変更可能だ。
よくぞこの大きさにしたなあと思う。コンパクトさを求めてこのレンズを買うのもアリかも。もちろんPZ 14-42mmは既存のマイクロフォーサーズ準拠モデルでも利用可能で、カメラ本体をファームアップすることで、電動ズームレンズ用のメニューが追加される。
続いてカメラ本体。
撮像素子は有効1600万画素の4/3型 Live MOSセンサー。先にこの画素数を達成したG3と同じものかと思われるが、G3が最高ISO6400だったのに対し、GX1はISO12800までISO感度を上げられる。
ちょいとG3と比べてみる。
こうしてみると、等倍で観ても極端な差はなく、GX1の方が若干いい程度。画像処理エンジンの高性能化によるものだろう。さすがにISO12800では無理があるが、ISO3200あたりの画質はかなり滑らかになってる。ちなみに可能なISO感度はISO160から12800。ISO100スタートにして欲しかった。
動画はフルHD対応だが、AVCHDだと1080/60i、MP4だと1080/30pで撮れる。GF3やG3はフルHDはAVCHDのみで、それ以外はモーションJPEG(720pが最大)という状況だったので、ワンランク進化している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
4
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
5
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
6
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
7
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
8
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
9
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
10
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR