Microsoftの「Windows RT」対応ブラウザにMozillaが懸念を表明 Googleも支持
Mozillaは5月9日(現地時間)、米Microsoftが次期Windows 8のARM版「Windows RT」で利用できるWebブラウザをInternet Explorer(IE)だけにしようとしているとして懸念を表明した。
米Microsoftの2月の発表によると、Windows RT(当時はWindows on ARMと呼ばれていた)では従来のx86/64向けWindowsアプリは稼働せず、Windows StoreのMetroスタイルアプリしか動かせない。また、Windows RTにはIE 10が搭載される。
MicrosoftはIE以外のWebブラウザを閉め出しているわけではないが、Windows RT向けにWebブラウザを提供するには、新たに開発し、Windows Storeに登録する必要がある。MozillaはWindows 8版Firefoxを開発中だ。
Mozillaによると、Windows RTにはクラシック環境とMetro環境があり、IE 10は両方の環境で稼働するが、MicrosoftはIE以外のWebブラウザがクラシック環境で稼働できないようにしているという。
Mozillaは、これはユーザーのWebブラウザ選択の自由を阻害するものであり、Microsoftが独禁法訴訟で米司法省および欧州委員会と合意した条項に違反するとしている。
米Googleも、米CNETをはじめとする複数のメディアに送った声明文でMozillaに同調した。この声明文で同社は「われわれは、ユーザーの選択の自由とイノベーションを制限するWindows 8環境に対してMozillaが表明した懸念に共感する。(中略)ユーザーと開発者は、健全な競争から最も利益を得ることができる」と語った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
4
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
5
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
6
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
7
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
8
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
9
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
10
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR