ダブルズームキットからのステップアップ(3)――ニコン「D3100」&ソニー「NEX-5N」編(3/4 ページ)
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「NEX-5N」におけるレンズ選択の考え方
「NEX-5N」はコンパクトなボディにAPS-Cサイズのセンサーを搭載したソニーのレンズ交換式デジタルカメラす。レンズマウントは「Eマウント」を採用しており、レンズ表記の焦点距離は約1.5倍になります。
2010年夏に第一弾として「NEX-5」「NEX-3」が発売された本規格は登場してからまだ2年ということもあり、レンズはまだ少なめです。しかし、2012年冬にタムロンから高倍率ズームレンズが、また2012年春にはシグマから単焦点レンズが2本発売され、これからレンズのラインアップも拡充されていくことでしょう。では、「NEX-5N」にオススメのレンズを紹介しましょう。
タムロン「18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC【B011】」をチョイス
現在、Eマウントの高倍率ズームは、ソニー「E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE」「E18-200mm F3.5-6.3 OSS」、タムロン「18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC【B011】」の3本しかなく、どれもサポートする焦点距離は18~200ミリ(35ミリ換算で27ミリ~300ミリ)、ズーム比倍率は約11倍と同じです。
まず重さを比べてみることにします。NEX-5Nは約269グラムと軽いので、組み合わせるレンズも軽量な製品を選びたいところです。スペック表では「E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE」が約460グラム、「E18-200mm F3.5-6.3 OSS」が約524グラム、「18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC【B011】」が約460グラムと、ここでは「E18-200mm F3.5-6.3 OSS」を除く2本が同じ重さで軽いことが分かりました。次に高倍率ズームには望遠撮影時に手ブレを防ぐ、手ブレ補正機構の有無をチェックします。ソニーの2本は「OSS」という手ブレ補正機構を搭載しており、タムロンも「VC」という手ブレ補正機構を搭載しているので、ここは互角ということになります。
最後に価格面です。ソニー製品は順番に実売価格が7万5000円前後、7万8000円前後ですが、タムロンは6万9000円前後と7万円を切る価格となっており、ここで差がつきましたので、ここではタムロンを選ぶことにします。また、タムロン「18-200mm F/3.5-6.3 DiIII VC【B011】」はレンズカラーがブラックとシルバーの2色が用意されており、自分の持っているNEX-5Nに合わせてカラーコーディネートできるメリットも付け加えておきましょう。
ちなみにソニーの2製品の違いは動画撮影時のブレ補正にあります。「E 18-200mm F3.5-6.3 OSS」がサポートする手ブレ補正「アクティブ」モードが「E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE」では非対応となっており、その分だけ軽量化されています。この2製品で迷う場面があるならば、動画をどれだけ撮るかを基準にするとよいでしょう。
18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC【B011】は全長96.7ミリで、望遠側まで繰り出すと約172ミリとなります。スイッチは持ち運びの際に意図しない繰り出しをストップするロックスイッチのみ。AF/MF、手ブレ補正のオン/オフはカメラ側で制御する仕様なので、レンズはとてもシンプルなデザインです。
NEX-5Nのボディがとても小さく、装着時にはレンズにカメラが付いているといった感じになるので、レンズの下部をしっかり持って撮影しましょう。ズームリングは少々固めですが、適度な重さで操作感はまずまず。フォーカスリングは心地よいトルク感で操作しやすく、NEX-5NのDMFにも対応しているので、AFで合わせたあと細かい修正が可能です。手ブレ補正機構もかなり強力に効くので、望遠撮影も気軽に楽しめます。
作例
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