片岡義明の「こんなアプリと暮らしたい」
聴力テスト機能を搭載、耳に楽な音で聴ける音楽プレーヤーアプリ「SoundBest Music Player」
ヘッドフォンで音楽を聴き続けていると耳が疲れてしまうことがある。今回紹介する「SoundBest Music Player」は、そんな人におすすめのアプリだ。基本的にはイコライザー機能を搭載した音楽プレーヤーだが、内蔵の聴力テスト機能によって個人の聴力特性を診断。その上でユーザーごとにもっとも楽な設定に調整するというユニークな機能を持っている。
アプリ内の解説によると、聴力テストに用いられるKistenの聴力検査ソリューションは医療機器にも使われているものだという。アプリをインストールして最初に立ち上げると、この聴力テストが始まる。テストはできるだけ静かな場所を選び、イヤフォンを使って行う。準備ができたら検査をスタート。約1分30秒間で終了する。
テスト内容は、左側または右側の耳で「ドードードー」という信号音が聞こえるたびに「OK」ボタンを押すというもので、健康診断などで行われる聴力テストと似ている。信号音も健康診断で聞いたことのある音と同じだ。
テストの結果が終わると周波数特性を表すグラフが表示され、これに基づいてイコライザーが調整される。この調整値でどれくらい音が変わるのかを事前にチェックできる機能もあり、クラシックの音楽を聴きながらスイッチのオン/オフで効果を確かめられる。確認後、セッティングを保存すればリストの一覧に加わり、音楽を再生するときに選択すれば、その設定で音楽を聴ける仕組みだ。
聴力テストに基づいて作成された設定ファイルのほか、「Rock」「Jazz」「Pop」など11種類のプリセットも収録されているので、聴力テストを行わなくてもさまざまな音を楽しめる。筆者の場合はプリセットではどれを選んでもいまひとつしっくり来なかったが、聴力テストで作成された設定で聴くと途端に聴きやすくなった。まるでベールを一枚はいだようにクリアで聴き疲れしにくい音になるから不思議だ。
再生中もイコライザーリストを呼び出して他の設定に変えることが可能で、リスト上で「Create」ボタンをタップすれば新たに聴力テストを行える。何回かテストしてみたが、テストするごとにけっこう違う結果となるので、聴いていて違和感を感じたらすぐにテストをやり直して新たな設定を追加するといいだろう。
再生機能は、すべての曲をランダムに再生するモードと、フォルダ別に整理された中から再生する曲を選べるモードと2つある。アルバムアートの表示も可能で、有料版にはプレイリストの作成機能もある。
プレーヤーとしての機能はシンプルだが、自分の耳に合わせて聴きやすい音に調整してくれる機能は秀逸で、これに慣れるとほかのプレーヤーは使いたくなくなるほどだ。無料版のほうでも聴力テストに基づいて音を調整する機能は同じなので、ぜひ一度試してみてほしい。
対応OSは、Android2.3.3以上。有料版は230円だ。有料版ではウィジェットに登録することが可能になり、ホーム画面からすぐに再生可能になるので、ウィジェットを使いたい人にはこちらをオススメしよう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
片岡義明の「こんなアプリと暮らしたい」
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
5
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
6
AIに200万円渡してネットショップを1年運営させてみた──Alibabaの研究者らがシミュレーション 資産14倍の例も
-
7
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
8
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
9
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
10
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR