2013 International CES
サムスンは大画面4K、LGは有機ELがメインに――CESブースリポート(2/2 ページ)
有機ELテレビを中心に全分野を網羅するLG
もう1つの韓国の雄、LGは正面入り口で3Dグラスを配布し、入り口から中まで3Dコンテンツを存分に楽しめるブース構成になっている。これは昨年と同じだ。
LGブースに入ると、まず有機ELテレビを並べたオブジェが目に入り、この製品がプッシュされていることが分かる。サムスンとは異なり、こちらは今春にも北米市場に投入されることが正式発表されているため、こうした扱いになったと思われる。このほか大画面4Kテレビのほか、Google TVを筆頭とするスマートTVに関する展示なども行われ、まんべんなく扱っているというのがLGブースの印象だ。
4Kテレビのデモには、フルHDではなくネイティブ4Kソースが多く使われている。この点は、アップコンバートと超解像技術を主軸に置いた日本勢との大きな違いだ。映画のほか、韓国KBSでの試験配信が行われている4K映像のデモストレーションなど、4Kコンテンツが広く利用されていた。説明によれば、KBSのデモは毎秒60フレーム表示になっているが、実際の4Kコンテンツ配信は毎秒30フレームになるという。
このほか、ゲーム動画をアップコンバートして遅延なく4Kディスプレイで表示させるデモや、デジタルサイネージに4Kパネルを利用する展示なども見ることができた。
CESの展示会場でテレビメーカー大手各社をまわっての印象だが、4Kとスマートテレビが今回の主力トピックとなっている点は共通ながら、それに対するアプローチは各社各様だ。今後、随時リポートしていくが、4Kコンテンツがほとんどない現状で、日本勢(シャープ、ソニー、東芝など)が「4KでもフルHDでも綺麗な画像」と画質をプッシュしているのに対し、サムスンはどちらかといえばパネルサイズを重視している。
また、スマートテレビに関してはパナソニックとサムスンが非常に広いスペースを割いて戦略をアピールしている点が印象的。一方でこれら要素をまんべんなく配置したのがLGだった。このあたり、各社の事情や立ち位置の違いが見えて面白い。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
2
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
3
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
4
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
5
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
6
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
7
Apple、「iPad mini」を大幅刷新 8.5インチOLEDとA20 Pro搭載、防水にも対応 11万9800円から
-
8
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
9
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
10
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR