あこがれを手にする前のフルサイズ一眼入門(後編)――キットレンズで楽しむ人気のフルサイズ機(1/2 ページ)
・あこがれを手にする前のフルサイズ一眼入門(前編)――買う理由と買わない理由
快適に撮影できる小型軽量フルサイズ一眼
いま市場で人気を集める2台のフルサイズ一眼を使って、ポートレート撮影を試してみた。1台目はニコン「D600」だ。撮像素子に有効2426万画素のフルサイズCMOSセンサーを、画像処理エンジンに「EXPEED 3」を搭載した、フルサイズ入門用に最適なモデルである。
D600を試用してまず感心したのは、撮影時のシャッターフィーリングのよさだ。一般的に大型のセンサーを搭載すれば、シャッターユニットやミラーボックスも大型化し、撮る瞬間の音や衝撃は大きくなりがち。だが、D600ではそんなことは感じない。レリーズした瞬間の作動音は小さな低音で、ミラーの上下による振動も控えめだ。視野率100%で倍率0.7倍の大きなファインダーによる視認性の高さや、39点AFセンサーによる快適なAF性能と相まって、撮影の操作感はとても心地よい。
今回D600で使ったレンズは、レンズキットに付属する標準ズーム「AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR」だ。手ブレ補正機構を備えたフルサイズ用ズームとしては比較的コンパクトで、取り回しに優れたレンズである。開放値は特に明るくはないが、フルサイズらしいボケの表現もまずまず楽しめる。下の写真では、前ボケと後ボケを意識しながら構図を作ってみた。
次の写真は、街灯の光を利用して感度ISO6400で撮影したもの。本来ならもっと明るいレンズを使いたいところだが、あえてキットレンズ+高感度の組み合わせを選択した。影の部分はそれなりにノイジーになっているが、画像サイズが6016×4016ピクセルと非常に大きいので、プリント時はノイズの粒が小さくなってさほど気にならない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR