大人のマイクロフォーサーズ、パナソニック「DMC-GX7」(2/5 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
“ダブルチルト”のEVF&液晶モニタ
GX7はGX1の後継機……にしてはフルモデルチェンジすぎるわけで、コンパクトスタイルの最上位モデル、といっていいかと思う。DMC-GF6の上位モデルであり、大人のミラーレスという感じ。ちなみに一眼レフスタイルはDMC-G6がスタンダードで、上級機がDMC-GH3というラインアップ。カメラのグレードとしてはG6より上だ。
GX1やGF6に比べると一回り大きいボディだが、デザインはシンプルで、全体に滑らかな作り。グリップしたときの手に当たる感触が優しくてよい。極端な凹凸がないせいだろう。フラットで四角いボディに、柔らかく盛り上がったグリップ部というデザインだ。
シャッターボタン周りに前電子ダイヤル、背面に後電子ダイヤルとダイヤルが2つあり、さらにAF/MF切り替えレバーもある。それ以外はたくさんのボタンがついてて、かなりカスタマイズできる。何よりグリップした感触がよいのだ。
上部を見ると「こんなに隙間なく詰まってるカメラはそうはないぞ」というくらいぎっしりで面白い。何しろ、チルト式EVFにアクセサリシュー、内蔵フラッシュとすき間なく並び、残ったスペースをシャッターやモードダイヤルなどが占めている。
EVFは約276万画素と高精細で、オリンパスのVF-4やE-M1ほど大きくはないがけっこう見やすい。このチルト式EVF、背面モニタがチルトするのだからEVFのチルトに意味はあるのかという向きもあるが、やはりEVFと背面モニタは違うのである。
EVFの方が集中できるし、何より視度補正機能を持っているので近眼や老眼などの人にはディテールをつかみやすい。また晴天下に背面モニタをチルトさせると反射が強くて画像を確認しづらい。EVFならそれを避けられる。
もうひとつ隠れたメリットがある。背面モニタをチルトしたとき、アイピースの出っ張りが邪魔だったり、チルトしたモニタ上でタッチAFしようとしたとき、手がアイピースのセンサーにかぶって勝手にEVFに切り替わる事象が発生してイラっとモデルもあるのだが、EVFを上に向けちゃえばそれを防げるのだ(まあ、モニタがチルトしてるときはアイセンサーをキャンセルするとか、一工夫欲しいところだけど。オリンパスのE-P5やOM-D E-M1はそうなっている)。
チルト式モニタは静電容量式タッチパネルとなっており、基本的な操作はおおむねボタンとダイヤルを組み合わせて行えるので、モニタのタッチパネルは、Wi-Fi関連の設定や画面上の仮想Fnキー使用時以外は、主にタッチAFで使われることになるだろう。
素晴らしいのがタッチパッドAF。EVFをのぞいているときでもモニタがタッチパネルとして動作するので、タッチパッドAFをオンにしていると、EVFをのぞきながら右手親指でモニタをなぞるだけでAFポイントを動かせるのだ。
タッチパッドAFには絶対位置指定と相対位置指定があるけれども、わたしの心をとらえるのは「相対位置指定」の方。EVFを覗きながらタッチパネルの右下の隅で指をすりすり動かすとAFポイントが呼応して移動する。これは快適。ファインダーも背面モニタも同じ感覚で扱えるのだ。これは素晴らしい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
9
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
10
タイムズカー、お見舞金3000円の算定基準は? パーク24に聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR