決済、タクシー、音楽──“リアル”へ急加速する「LINE」(3/3 ページ)
出資「受けるつもりはない」 IPOより新たなチャレンジ
決済やデリバリー、ゲーム、漫画、音楽――LINEが今回発表した新サービスはどれも目新しいものではなく、ライバルも少なくないが、LINEは高い普及率とグローバルに広がるユーザーネットワークを強みに市場を攻略していく構えだ。
LINEユーザーはASEAN各国や南米などを中心に急拡大している一方で、中国で接続不能となり、米国では「Facebookメッセンジャー」や「WhatsApp」などローカルアプリに押されて苦戦している。出澤COOは「中国は復旧に向けて最大限努力している。米国は大きなライバルがいて攻略はチャレンジだが、着々といろんな施策を打っている」と述べた。
日米株式市場への上場がうわさされていたが、年内の上場は見送ると発表した。森川社長は「LINEがいつ上場すると発表したことはなく、選択肢の1つとして考えていた。大事なのは事業を安定的に伸ばすこと。きょう発表したすべてが成功するかは正直分からないが、新たなチャレンジを行い、確実に安定的な収益につなげるのがIPOより重要だ」とコメントした。また、他社から出資を受ける可能性についても「今のところは特にない」と述べた。
また、「韓国の国家情報院がLINEの通信を傍受している」と報じられた件について問われた森川社長は、改めて否定。「われわれにそのような連絡はないし、対応したこともない。システムのセキュリティレベルを考えると、そういった事実はないと判断している」と述べた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
6
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
7
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
8
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
9
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR