オーディオ&ホームシアター展
マニアが作った変“体”ポタアン――パイオニア「XPA-700」出撃(1/2 ページ)
パイオニアは10月17日、「オーディオ&ホームシアター展」の会場でUSB-DAC搭載のポータブルヘッドフォンアンプ「XPA-700」を発表した。頑強な筐体(きょうたい)を持ち、重ねて持ち歩くプレイヤー機器に合わせてバンパーなどのパーツを交換できるというカスタマイズ性の高いポタアンだ。価格はオープンプライス。実売想定価格は5万7000円(税別)で、11月下旬に発売する。
製品企画を担当したパイオニア事業企画部の林佑二主事によると、製品の愛称は「model:TACTICAL ARMORED」。漆黒の外装は、肉厚なアルミ削りだし材を使っており、「装甲や鉄塊を連想させる堅牢感、凝縮感を目指した」という。基準が厳しいことで知られる米国国防総省の耐衝撃性性能「MIL-STD-810G Method 516.6」に準拠した第三者試験機関のテストをクリア済み。実際の使用環境を想定し、1.22メートルの高さから26方向で地面に落としたが、ボリュームノブが少しゆがんだ程度で機能には問題なかったという。林氏は、「ポータブル機器に求められる耐久性を“軍用レベル”で満たした」と胸を張る。
外装の表面はブラスト加工によりマットな質感とし、サイドパネルには滑りにくいローレット加工を施している。天版と底面は各種オーディオプレーヤーやスマートフォンを重ねるためにフラット。一方、操作性重視でラバー製のグリップを設けたボリュームノブをはじめ、あえて大きめのスライドスイッチやトグルスイッチを採用するなど、「操作する喜びを感じられる仕様」を目指したという。
取り付け/交換可能なパーツは、標準で亜鉛ダイキャスト製のフロントバンパーが3種、同じく亜鉛ダイキャストで作られたリアバンパー1種、サイドに取り付けるケーブルガイドが2種(各2個)が付属する。フロントパンバーはパネルの上下に取り付けられるため、8パターンの組み合わせが可能。手持ちのプレイヤーやスマートフォンのサイズ、あるいは接続ケーブルの引き回し方によって組み替えることができる。
「ポータブルヘッドフォンアンプの筐体は、プレイヤーを受け止めるインタフェースとしてデザインされるべきもの。バンパーはボリュームノブやスイッチ類の誤操作防止だけでなく、接続ケーブルやヘッドフォン/イヤフォン端子にかかる負荷を軽減する」(同氏)。
例えばボリュームノブをバンパーで囲めば誤操作は防げる。リアバンパーを取り付ければ、アナログライン出力やバランス接続のL字端子が内側に収まり、見た目をすっきりさせながらケーブルにかかる負荷を抑制するなど、機能性も重視した仕組みだ。なお、製品パッケージにはパーツ組み替え用の精密ドライバーが同梱(どうこん)される。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
6
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
7
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR