寒さで丸まった背中が原因? デスクでできる「肩甲骨はがし」で冬の肩こり対策
背中の上のほうにある、翼の付け根みたいな「肩甲骨」。自分では見えず、存在を意識したことがないとおっしゃる方も多いようです。
「肩甲骨はがし」と聞くと、その付け根をバリバリッとむしり取られるようなイメージに怯えてしまいますが、どうやら「ほぐし」に近い意味。むしろ気持ちいいらしいです(ホッ)。
自分じゃ見えない肩甲骨、実は体の「要」でした
肩甲骨は、なんと胴体の骨と直接連結していません。では何とくっついているかというと、首・肩・胸・脇・腕・腰に広がる筋肉。浮いた状態のまま、それぞれの方向に引っ張られながら自由に動き、それらの筋肉をつないでいるのです。まさに上半身を支える要だったのですね!
肩甲骨がよく動くと、身体能力や代謝が大幅にアップするそうです。以前テレビで、ご長寿の男性が「毎朝欠かさず肩甲骨を100回まわしているから病気ひとつしない」と元気に語っていらしたのを思い出しました。
スポーツにおいても、肩甲骨のエクササイズはプレイの質を上げるのに不可欠。ケガもしにくくなるそうです。とくに球技や水泳、ゴルフのスイングなどは、肩甲骨の可動域の広さが競技の成果を左右するといわれています。たしかに、肩甲骨が大きく動けば同じ腕でも長く伸ばせそうですよね。「ものを取る」など日常の動作ひとつでも、肩甲骨がよく動く人は疲れにくいそうです。
貼りついた肩甲骨を自由にする「肩甲骨はがし」
ところが、デスクワークや立ち仕事・運転などで長時間同じ姿勢をとり続けると、肩甲骨のまわりの筋肉が硬くなり貼りついた状態になって、本来自由に動くはずの肩甲骨があまり動かなくなってしまうのです。血行が滞るため、つながっている首・肩・腰などに疲れがたまり肩コリや腰痛の原因に。これをほぐして自由に動ける状態に戻すのが、『肩甲骨はがし』なのです。
整体では肩甲骨と背中の間に指を入れて内側の筋肉を刺激しますが、家事や仕事の合間に自分でできる簡単なストレッチをいくつかご紹介します。
- 胸の前で手のひらからヒジまでを合わせ、それをゆっくり上下させたりまわしたりする。
- 両腕を背後で組み、胸をはって後ろに伸ばす。深呼吸しながら10数える。
- 両腕を肩の高さで前方に伸ばし、手の甲が内側になるように交差させる。肩甲骨を数分間まわす。
腕や肩先ではなく肩甲骨を動かすことを意識してみてください。すごく気持ちいいですよね! スポーツなら水泳がおすすめだそうです。
背中で語れるひとになれるかも
肩甲骨は外に引っ張る筋肉と多くつながっているので、意識しないとだんだん外側に移動します。すると肩が前に出て背中が丸まり、胸はへこみ首は縮まるという、残念な見た目に・・・。肩甲骨をいつも内側(中心)に引き寄せるように意識していると、バストアップされ背筋もまっすぐ伸びるので、後ろ姿の印象が確実に5歳若返りますよ。
この時期に代謝を良くしておくと、春に向けてのダイエット効果が格段にアップするそうです! コリのない柔軟な翼で、 新しい一年を元気に羽ばたきましょう。
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