Amazon、プライム会員増加で過去最高の売上高、黒字に転換
米Amazon.comが1月29日(現地時間)に発表したホリデーシーズンを含む第4四半期(10~12月)決算は、売上高は前年同期比15%増の293億3000万ドルで過去最高、純利益は10%減の2億1400万ドル(1株当たり45セント)だった。2期連続の赤字から黒字に転換した。売上高はアナリスト予測(297億ドル)をやや下回ったが、1株当たりの純利益は予測(18セント)を大きく上回った。
営業コストは15%増の287億ドルだった。ジェフ・ベゾスCEOは発表文で、2014年だけでもプライム会員向け無料配送に数十億ドル掛け、「Prime Instant Video」に13億ドルを投じ、「われわれはプライム会員のために今後も懸命に働く」と語った。
同社は最近、プライム会員向けサービスとして、容量無制限の写真ストレージ「Prime Photos」や“1時間以内に配達”サービス「Prime Now」などのサービスを立ち上げた他、ウディ・アレン監督によるInstant Video向け番組製作、映画館で上映した後Instatnt Videoで配信する映画製作などを次々に打ち出している。
プライム会員は2014年に53%増加したという。米国でのプライム会員の年会費は昨年4月に79ドルから99ドルに値上げされたが、それでも米国のプライム会員は50%増加し、米国外では増加率がさらに高かったとしている。
事業別の売上高は、書籍や映画などのコンテンツを扱うメディア部門が4%減の69億5000万ドル、電化製品および雑貨部門(Kindle端末やWebサービスを含む)が21%増の206億3800万ドルだった。
Amazon Web Services(AWS)を含むその他の部門は41%増の17億4000万ドルだった。AWSの利用率は、前年比で約2倍(90%)だった。
2014年通年では、売上高は20%増の889億9000万ドル、純損失は1億7800万ドル(1株当たり54セント)。前年は2億7400万ドル(1株当たり59セント)の黒字だった。
2015年第1四半期(1~3月期)の見通しは、売上高を前年同期比6~16%増の209億~229億ドル、営業利益(損益)をマイナス4億5000万~プラス5000万ドルと予測した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
松本デジタル相、24.6万件漏えい可能性について説明 「既知の脆弱性を対応前に悪用」
-
9
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
10
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR