「リブロ池袋本店が閉店へ」 惜しむ声がネットに広がる
東京・池袋の大型書店「リブロ池袋本店」が今年6~7月に閉店することが明らかになり、Twitterなどソーシャルメディアでは残念がる声が広がっている。ジュンク堂などとともに池袋の書店巡りには欠かせない存在だっただけに、惜しむ人も多い。
リブロはJR池袋駅東口の西武百貨店内にある。各紙によると、閉店は7月末に西武百貨店との出店契約が終了するためといい、池袋に代替店舗を探しているという。
現在のリブロは取り次ぎ大手、日本出版販売(日販)の子会社。閉店は業績の問題ではないとも言われ、毎日新聞は、西武百貨店を傘下に持つセブン&ホールディングスの鈴木敏文会長が日販のライバル・トーハン出身であり、いずれ撤退を迫られるだろうという指摘があったことを挙げている。
リブロは「西武ブックストア」としてスタートし、1985年に「リブロ」として会社化。人文・社会系の充実した品ぞろえで「ニューアカデミズムの聖地」とも呼ばれた。小説家・辻井喬としても知られたセゾングループの創業者・堤清二氏によるセゾン文化を体現する場所でもあった。
池袋は大型書店が充実しており、東武百貨店内の旭屋書店、西口の芳林堂書店(閉店)などとともにリブロは書店巡りの定番ルートだった。1997年、至近距離にジュンク堂が出店すると池袋最大書店の座から陥落。2003年にパルコから日販が買収していた。
3月4日朝、このニュースが報じられるとソーシャルメディアでは驚きや残念がる声が広がり、「リブロ」はTwitterで東京のトレンドに。「池袋駅から外に出ずに直接行けるのがよかった」「買い物ルートの一角がなくなってしまう」といった声が投稿され、営業継続を求める声も多い。
さまざまな思いを胸に本を探す人々が集まった書店との別れはさみしいものだ。2012年のジュンク堂 新宿店の閉店を思い出す人もいる。同店の閉店時には「本音を言えば、この本が売りたかった!!」という最後のブックフェアが話題を集め、最終日には多くの客が詰めかけたという。
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