超音波で洗うポータブル洗濯機、シャープ「超音波ウォッシャー」登場
食事中の食べこぼしや襟元の皮脂汚れなど、洗濯機に入れる前に部分洗いが必要な汚れは多い。しかし“もみ洗い”は時間と手間がかかり、また衣類を傷めてしまうことも。シャープが8月4日に発表した“超音波ウォッシャー”「UW-A1」は、そんな部分洗いに関する悩みを解決してくれるアイテムだ。
UW-A1は、どこにでも持ち運べるバッテリー内蔵の洗濯機。キャップを外すと先端がアルミ製の棒(ホーン)になっており、スイッチを入れると毎秒3万8000回という高速で細かく上下に振動する。アルミ棒の根本に圧電素子が組み込まれており、超音波振動を起こす仕組みだ。
ホーンの振幅はわずか38μmと見た目には分からないレベルだが、水の中で洗濯物にあてるとキャビテーション効果(減圧による発泡現象)によって微細な“真空の泡”が無数に発生し、それが弾ける力で汚れがはがれ落ちるという。
超音波振動を使った製品は既に複数あり、中にはより高速に振動するものも存在するが、開発を担当した同社メジャーアプライアンス事業部、第2技術部の柴田遼主事は「検証を重ねて38kHz(毎秒3万8000回)が最適と分かった。これよりも多いと衣類にダメージを与え、少ないと十分にきれいにならない」と指摘する。
使い方は簡単。洗面台などに水をため、衣類を浸した後、超音波ウォッシャーのホーンを汚れた部分にあて、なぞるように動かす。汚れが浮いてきたら、後はキレイな水ですすぐだけ。油汚れの場合は洗剤を併用すると効果的だという。
また洗面台などがない場所でも使えるように専用のパフとパフケースを付属。水を含ませたパフに衣類を載せ、上から超音波ウォッシャーを使えば、汚れがパフに移る。本体重量は約200gと軽量で、ハンドバッグなどに入れて手軽に持ち歩くことができる。
「ワイシャツの皮脂汚れや衣類に付着したファンデーション、お子さんの食べこぼしもみるみる落ちる。化繊や綿、絹など幅広い素材の衣類に使える」(同社)。ただし、革など水に浸すことのできない素材には使用できない。
シャープでは、超音波ウォッシャーを9月15日に発売する予定。本体カラーはシルバー系、ピンク系、ゴールド系の3種類を用意する。価格はオープンプライスだが、店頭では1万5000円前後(税別)になる見込みだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR