曲がっているから奥歯の奥まで届く――オムロンヘルスケアの電動歯ブラシ新製品
オムロン ヘルスケアは9月20日、音波式電動歯ブラシ「メディクリーン」の新製品として、屈曲したヘッドが特徴の「HT-B315」を発表した。10月5日に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では1万4800円前後になる見込みだ(税別)。
曲がったヘッドは、歯科医が使用するデンタルミラーをヒントに設計した。「顔の小さい日本人の歯列にフィットする角度を割り出した。角度は11°。それ以上になると逆に前歯が磨きにくくなる」(同社)。
独自のヘッドを実現した秘密は、新しいマイクロモーターの採用と、その取り付け位置だ。通常はハンドル部分にモーターが入っているが、HT-B315ではステムと呼ばれる“ブラシを取り付ける部分”に小型モーターを内蔵し、ヘッドに角度をつけることを可能にした。またブラシも従来機より約20%コンパクト化。「奥歯の奥にまで届く」(同社)という。
同時に消費電力も下げることができたという。連続動作時間は約40分(1回2分の歯磨きで80回相当)と従来機の1.3倍だ。
音波振動は最大毎分3万3000回。独自の偏心分銅(重心の偏った重り)によって共振運動を起こし、動きの異なる複数の動作モードを用意した。例えば、歯垢除去を目的とした通常モード「クリーンモード」では、音波振動が約2万2500回で、縦と横の振動を起こして“だ円”運動を行う。
刺激の少ない「ソフトケアモード」は、毎分1万3000回と振動は少なめ。歯の側面に対し、平行に大きく運動することにより、歯のすき間から歯垢をかき出す仕組みだ。そして「ポイントケアモード」は最も振動数の多い毎分3万3000回。縦に大きく振れて歯に押し当てるような動きになる。
「奥歯の寿命は(他の歯に比べて)10年短いと言われる。そして84%の人が奥歯の虫歯を経験している」(同社)。実際に同社が一般モニターを使って歯の磨き方を検証したところ、「歯磨きに自信がある、という人でも約8割が奥歯に磨き残しがあった」という「電動歯ブラシは回転数や歯垢除去力などの面で進歩しているが、今後はケア別の動作モードや形状が求められるのではないか」(同社)
なお同社では、動作モードを2つに絞り(ソフトケアモードを省略)、付属ブラシを2つにした「HT-B313」もラインアップしている。こちらもオープンプライスで、店頭では1万1800円前後になる見込みだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
3
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
4
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
5
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
6
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
7
「推しがそばにいる日常」を ソニー、5万円台の裸眼3Dディスプレイ アニメ公式コンテンツに対応
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
10
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR