Spotifyがやっとやってきたのでカラオケ機能を試してみた(2/3 ページ)
カラオケっぽい歌詞表示機能を試した
Spotifyの遅れに遅れた日本進出への手土産の1つが、スマートフォンでの歌詞表示機能だ。「世界に先駆けて実装した」という歌詞機能。一体どういう仕組みなのか気になったので調べてみた。
iOS 10で改良されたミュージックアプリではApple Musicで歌詞が表示されるようになったが、その歌詞表示とは違い、同期表示ができるのが特徴だ。カラオケのように、いま歌われている歌詞が次々とハイライトされていく。
Apple Musicの歌詞表示は一覧性は高いのだが、どこを歌っているのかしばしば見失ってしまう。カラオケ的表示ならそれがない。
これはすごいこと、のように思える。
実はこれ、シンクパワーが提供しているプチリリというサービスが使われているのだ。AWA、うたパスやdヒッツでも採用され、8月時点で30もの音楽サービスで使われている、日本ではポピュラーな仕組みだ。シンクパワーではWeb APIを提供し、iOS、Android向けのSDKも用意している。
プチリリメーカーというアプリを使うと、権利者が自ら歌詞データを投稿することも可能になっている。例えばボカロPが自作のボカロ曲の歌詞とその表示タイミングをデータとして提供することもできるのだ。
Spotifyで提供できている歌詞は、基本的にAWAと同じものだと思われるが、その実装方法はサービス、というか、アプリの開発者によって異なる。同じプチリリを使っていても、AWAとSpotifyの作り込みは違う。
Spotifyの歌詞表示は2つのモードがある。全画面表示と、部分表示。そして、歌詞は行単位で、どの場所が歌われているかを指定するものと、そうでないもの、つまり、ただ歌詞が表示されるだけのもの。その2種類がある。行単位で指定されている歌詞の場合は全画面表示でも部分表示でもOKだが、行単位指定のない歌詞だと全画面表示しかできない(「歌詞を表示するには全画面にしてください」と表示されるのがうるさい)。そして、全画面表示にすると一切の曲コントロールができないのだ。
それに対してAWAはアルバムジャケットに歌詞がオーバーレイ表示され、行表示が可能な場合は自動スクロールされるスタイル。こっちの方がスマートな実装だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
2
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
3
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
4
GMO、PCのバックアップと電源オフ呼びかけ VPS利用者に きょう正午の攻撃予告受け
-
5
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
6
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
7
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
8
Apple、「iPad mini」を大幅刷新 8.5インチOLEDとA20 Pro搭載、防水にも対応 11万9800円から
-
9
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
10
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR