乾電池を捨てた“ポメラ”が代わりに獲得したもの――新モデル「DM200」を見てきた(2/3 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
リチウムイオンバッテリーを採用した理由
DM200の新機能の1つに、ポメラシリーズとして初めてリチウムイオンバッテリーを搭載したことが挙げられる。連続駆動時間は最長約18時間となり、本体側面のmicroUSBポートにモバイルバッテリーを接続すれば外出先でも充電が行える(5V、1.2A以上の出力が必要)。
ポメラの特徴でもあった乾電池駆動をやめた理由についてキングジム商品開発部の東山慎司氏は、「乾電池はどこでも手に入るメリットはあるが、ランニングコストがかかる。最近はスマートフォンの普及でモバイルバッテリーを持ち歩く人も増えており、充電機能の利便性は高い。駆動時間に対する安心を確保しつつ、ランニングコストを抑えられる」と説明する。
また同時に、処理能力とのバランスをとることも目的の1つだったようだ。「今回は、『ATOKを強化したい』という思いが強かった。乾電池駆動では満足のいく駆動時間にはならない」。テキスト入力に特化したポメラは、テキスト入力をより快適にするためにバッテリーの採用に踏み切った。
その日本語入力システム「ATOK for pomera [Professional]」は、語彙数が従来の約3倍に増えたほか、入力支援機能も拡充。例えば同音異義語が多い言葉も文脈から正しく選択したり、繰り返してしまいがちな打鍵ミスでも一度修正すると次回からは正しく変換するなど賢くなっている。PC版との主な違いは、推測変換や校正支援といった機能を持っていないこと。PC/Mac版のATOKで登録した単語をポメラにインポートすることは可能で、自動学習した単語を含めて約2万語を追加できる。
このほか文書作成機能では、10階層のツリー構造に対応したアウトライン機能も新搭載。長文作成に便利だという。なお、文書ファイル1つあたりの文字数は最大5万字で、本体メモリやSDカードにフォルダを作成して保存することができる。本体メモリの容量は128MBだが、SDカードスロットは最大32GBのSDHCまで対応した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
9
早すぎる 「めっちゃカメレオン」Switch 2版、即日10万本突破
-
10
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR