残量が少ないと“最安値”で自動注文 IoT活用「スマートマット」登場
ネット通販の価格比較サービスを手掛けるスマートショッピング(東京都品川区)は9月13日、日用品を自動注文してくれるIoT(Internet of Things)デバイス「スマートマット」を発表した。飲料水などをマットの上に載せておくと、残量を自動計測。残り少なくなると、最安値で取り扱っているECサイトから注文するという。2018年半ばの実用化を目指す。
Wi-FiとBluetoothで接続可能なIoTデバイス。利用するには、あらかじめ注文先のECサイト、載せる商品の情報を登録。注文品が届いたら、スマートマットの上に置き、開封前の重量を計っておく。その後、商品を消費していき重量が40%未満になると、登録したECサイトのうち、最安値で取り扱っているところを検索。「次の注文は●月●日を予定している」といったメールがユーザーに届き、キャンセルしなければ注文が確定する。購入数の変更や、一緒に届けてほしい商品の追加もできる。
1台のスマートマットに載せられる商品は1種類まで。最大約60キロまで測定できる。現段階では、ペットボトル入りの水や缶ビールなど、箱買いできる飲料のみに対応している。外寸サイズは40(幅)×40(奥行き)×3(高さ)センチ。
日用品を定期購入したいユーザーのほか、高齢者など買い物困難者の利用も想定。近親者がスマートマットを設定し、商品の減り具合から安否確認するという活用も見込む。企業向けの展開も視野に入れている。スマートマット本体は、売り切りではなく貸し出しを予定している。
スマートショッピングの林英俊社長は「ネットショッピングの手間を減らし『代わりに買う』時代が来る」と話す。近年ネット通販が普及し、さらにIoTデバイスの利用が進むことで「『買う』というプロセスそのものが減る」という。
特に日用品は、定期的に同じ商品を買う手間がかかる――そんな手間をなくし、ユーザーがあれこれ操作しなくても、先回りして商品を選ぶような仕組みが求められているという。
「販売・生産パートナーを探している最中だが、すでに手応えはある。生産コストなどを踏まえ、2018年半ばにローンチできればと考えている。22年には自動購入総額100億円を目指す」(林社長)
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