メディア対抗の4時間耐久レースに「Google スプレッドシート」で挑む ラスト1周でまさかの……(1/2 ページ)
晩夏の日差しが照り付ける筑波サーキットに僕らはいた――普段は“取材する側”のメディアが“ハンドルを握る側”として挑む「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」(メディア4耐)が9月2日に開催された。初代「ロードスター」発売の1989年からマツダが特別協賛し、今年で28回目を迎えた伝統のレースだ。そんな一戦に「ITmedia×MONOist」チームも挑んだ……「Google スプレッドシート」を駆使して。
耐久レースは“速さ”以上に“燃費”が大事
メディア4耐は、1チーム4~5人のドライバーが交代で運転する耐久レースだ。全長約2キロの筑波サーキットを4時間走り続け、周回数を競うというもの。ただ、速く走ればいいというわけではない。レース中に使えるガソリンは60リットルまで(満タンは40リットル、途中で20リットルを給油)と制限があり、使い切るとリタイアになってしまう。つまり、速さを競いながらもガソリンの消費ペース(燃費)を意識する必要があるのだ。
アイティメディア社員に“プロのレーサー”はいない。燃費の調整が難しく、途中リタイアが続出する例年のメディア4耐。順位よりも「完走」を目標に挑んだ。
作戦はこうだ。レース中、ドライバーは本部のオペレーション担当(オペ)と常時通話できる状態にしておく。ドライバーはメーター内に表示される燃費計を確認し、1周ごとに平均燃費を報告。その燃費からオペが1周で消費したガソリンを割り出して残量を把握。さらに平均ラップタイム、残りレース時間などを加味し、走りのペース配分を指示する――というものだ。
これらを算出する計算式をあらかじめ「Google スプレッドシート」上に用意しておき、燃費、ラップタイムをセルに入力するだけで割り出せるようにしておく。その結果から「もっとアクセルを踏んでいい」「燃費走行で」といった指示をドライバーに与えていく。
オペを担当するのは、学生時代に「全日本 学生フォーミュラ」で活躍していた入社2年目の若手社員。燃費計算もお手の物ということで頼もしい限りだ。
車内にはドライバー側から見た前方視点と、車内を映す計2台のアクションカメラを装着。さらにカメラとして取り付けたスマートフォンでYouTubeを使ったライブ配信を行い、走行中の車内を本部側が確認できるようにした。準備は万端だ。
さらに今年のITmedia×MONOistチームには、コンピュータセキュリティ会社のカスペルスキーと、技術系人材サービスを提供するVSNが協賛し、車体にもロゴが入っている。2社の協力もあって実現しているレース参戦。ドライバー陣は「少しでも目立ちたい」と意気込む。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
3
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
4
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
5
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
6
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
7
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
8
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
-
9
有識者はGoogleやX、Meta、ドワンゴを名指しで批判……総務省、偽広告や誹謗中傷に発信・拡散前の対策求める
-
10
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR